図書館司書に向いている人・向いていない人の特徴15選|司書が語るリアルな適性診断

まなぶ
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「図書館司書って、本が好きな人なら向いているよね?」

そう思って調べに来た方、少し待ってください。実は本好きだけでは向いているとは言えないのが司書という職業の面白いところです。

この記事では、「本当に向いている人・向いていない人」をリアルにお伝えします。最後まで読めば、司書に向いているかどうかが分かり、次に何をすれば良いのかまで見えてきます。

チェックリスト形式にしているので、読みながら自分に当てはめてみてください。

びぶーん
びぶーん

「本が好きで静かな場所が好きだから司書かな」と思ってたけど、思った以上に人と関わる仕事なんだって知ってびっくりしました…!

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司書の仕事内容

まず「向いている人」を語る前に、司書の仕事内容を主に5つ挙げます。想像と現実のギャップが一番の「こんなはずじゃなかった」につながるからです。

司書の主な仕事5つ

①カウンター業務(接客)
本の貸出・返却処理、利用者からの質問対応。毎日人と話す仕事です。静かにひとりで作業する時間よりも、接客の時間の方が多いと感じる司書も多いです。

②レファレンスサービス(調べ物の相談)
「〇〇について調べたいんですが、どんな本がありますか?」という相談に答えるのが司書の専門的な仕事のひとつです。子どもから研究者まで、幅広い相談に応じます。

③選書・蔵書管理
どの本を図書館に置くかを決める「選書」や、本の分類・目録作成など、資料を正確に管理する仕事です。日本十進分類法などの専門知識が必要です。

④書架整理・配架
返却された本を正しい位置に戻す作業や、棚の整理整頓。地味ですが毎日繰り返す業務です。

⑤イベント企画・広報
読み聞かせ会、作家トークショー、展示コーナーの企画など、図書館を盛り上げるための創造的な仕事も担います。

びぶーん
びぶーん

司書ってカウンターに座って本を読んでいるイメージがありますが、実際は接客・調べ物対応・棚の整理・イベント企画と、かなり多岐にわたります。「静かにひとりで本と向き合う」というイメージとはちょっと違うがもしれません。

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図書館司書に向いている人の特徴8選

①本だけじゃなく「情報」が好きな人

本が好きというのは大前提ですが、それ以上に大切なのは「情報を探すこと自体が好き」かどうかです。

利用者から「江戸時代の食文化について詳しく書いてある本を探してほしい」と言われたとき、すぐに答えられなくても、調べ始めることが楽しいと感じる人は司書に向いています。

逆に「自分の好きなジャンルの本だけ扱っていたい」という方は、少し窮屈に感じるかもしれません。

しぃしぃ
しぃしぃ

「調べること自体が好きかどうか」ってすごく大事なポイントね。私はGoogle検索するのが趣味みたいなところがあるので、ちょっと向いてるかもって思いました!

②コミュニケーションが苦手でなければOK

「図書館司書はひとりで黙々と働ける仕事」というイメージを持っている方は多いですが、実際はカウンター業務を中心に、毎日多くの利用者と関わります。

ただし、「ガンガン会話を引っ張れる人じゃないとダメ」ではありません。「相手の話をきちんと聞いて、何を求めているかを読み取れる人」の方が向いています。内向的でも、ちゃんと対応できる人はたくさんいます。

子ども向けの公共図書館では読み聞かせなど積極的な関わりも必要ですが、大学図書館など静かな環境を選ぶことで、より自分に合った働き方ができます。

③地道な作業を苦にしない人

蔵書点検・書架整理・目録作成など、司書の仕事の多くは地道で繰り返しの多い作業です。

「本の背表紙が少しズレていたら直さずにいられない」「一度始めた作業は最後まできちんとやり通す」という気質の人は、司書の適性があります。

正確性と根気強さが求められる仕事なので、コツコツと丁寧にやり遂げる力は大きな強みになります。

④幅広い知識への好奇心がある人

司書のところには、日常的な料理レシピから、フランス語で書かれた気象データ、江戸の風俗資料、最先端の医療情報まで、あらゆるジャンルの相談が寄せられます。

ひとつの分野を深く掘り下げる好奇心と、幅広いジャンルに対してアンテナを張る姿勢の両方が必要です。多趣味な人、雑学が好きな人は司書に向いていると言えます。

びぶーん
びぶーん

「昔のNHK大河ドラマ「独眼竜正宗」の最高視聴率が知りたいんじゃ」というおじいさんから「なんで10円玉って稲穂がついてるの?」という素朴な少年まで利用者の疑問に好奇心を持てる人は向いています。

⑤整理整頓が好きな人

「分類することが楽しい」「物が決まった場所にあると安心する」という性質を持つ人は、図書館の業務にフィットしやすいです。

図書館の本は日本十進分類法というルールで分類されています。一冊の本を正しい番号で分類し、正しい棚に収める作業は、論理的思考と几帳面さを持つ人にとって達成感のある仕事です。

地方の図書館はその間の独自の分類法でまとめられています。分類法ルールに従って整理整頓するのが好きな方は向いています。

⑥人の役に立つことに喜びを感じる人

司書の仕事で最もやりがいを感じる瞬間のひとつが、「探していた資料が見つかった」と利用者から感謝される瞬間です。

表舞台に出るのではなく、裏方として誰かの調べ物や学びを支えることに喜びを感じられる人は、長く司書の仕事を続けられます。

⑦アイデアを形にするのが好きな人

司書の仕事にはイベント企画や展示コーナーの制作なども含まれます。「読み聞かせ会をもっと楽しくするには?」「新刊をどう紹介したら手に取ってもらえる?」という問いに、創意工夫で答えていく仕事でもあります。

地道な作業が得意なだけでなく、創造的な発想も活かせる仕事が司書です。

⑧体力に自信がある人(意外だけど重要)

これは盲点ですが、図書館の仕事は体力を使います。大量の本の入ったコンテナを運んだり、蔵書点検で館内を何十往復もしたり、と予想以上に体を動かす場面があります

毎日ではありませんが、繁忙期の体力的な負担も司書の仕事として知っておく必要があります。

びぶーん
びぶーん

「本好き」の次に大事なのが「地道な作業への耐性」だと思います。接客と整理作業の繰り返しが多い仕事ですので、本の内容について考える時間は思ったよりも少ない印象ですね。

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図書館司書に向いていない人の特徴7選

向いていない人の特徴は、向いている人の裏返しだけではありません。「この特徴があると長続きしない」という観点でまとめました。

①「本を読む時間が多い仕事だと思っていた」人

業務中に自分の好きな本を読む時間はほとんどありません。むしろ、利用者の求めているジャンルや自分が苦手なジャンルの本も扱う必要があります。

「司書になれば好きな本に囲まれながら読書できる」という期待は、ほぼ裏切られると思っておいた方が良いです。

②人と話すのが苦手すぎる人

一定のコミュニケーションは避けられません。「どうしても人と関わりたくない」という方には、カウンター業務が大きなストレスになる可能性があります。

ただし「人と話すのが得意ではないが、丁寧に対応はできる」レベルであれば、働きながら慣れていくことは十分可能です。

③華やかな仕事・注目される仕事を求めている人

司書の仕事の多くは裏方です。

選書した本が利用者に喜ばれても、誰かに感謝されるとは限りません。「自分がやった」と見えにくい仕事が多いため、目立つことが重要なモチベーションになっている人には向かないかもしれません。

④臨機応変な対応が苦手な人

マニュアル通りにいかない場面が多いのが図書館の現実。

想定外の質問、複数の利用者からの同時対応、システムのトラブルなど、都度対応が求められる場面があります。

「ルール通りにきっちりこなす仕事が良い」という方には、多少向かない部分があるかもしれません。

⑤給与の高さを最優先している人

図書館司書の年収は、正規雇用でも比較的低めです。特に非正規雇用の場合、月収18万円程度が一般的とされており、ボーナスがないケースも多いです。

「給与が高い仕事につきたい」という方には、収入面でのミスマッチが生じる可能性があります。

⑥安定した正規雇用を重視しすぎる人

公共図書館における正規職員(公務員)の採用は非常に少なく、委託・派遣の非正規雇用が多数を占めています。全国の公共図書館での職員数は、正規約1万人に対し、非正規が約3万人以上という状況です。

「絶対に正規で採用されたい」という方は、相当な競争を覚悟する必要があります。

⑦デジタルや機械が苦手すぎる人

近年、図書館のデジタル化は急速に進んでいます。図書管理システムの操作、データベース検索、電子ジャーナルの管理など、基本的なITスキルは必須です。

「パソコンはほとんど触ったことがない」という方は、入職前にある程度スキルを身につけておく必要があります。

しぃしぃ
しぃしぃ

「のんびりした仕事」だと思って目指したら、想像と違ってしまうのが一番もったいないですよね。現実をちゃんと知ってから目指す方が、長く続けられると思います。

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自分で確認!司書適性チェックリスト

自分で確認!司書適性チェックリスト

以下の項目をチェックしてみてください。

向いているサイン(多いほど適性あり)

向いていないサイン(多いほど要注意)

向いているサイン:0 / 8
向いていないサイン:0 / 6
チェックすると、ここに結果が表示されます。
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司書に向いていると分かったら

「チェックリストで向いていると分かった!司書を目指したい!」という方に向けて、次のステップをお伝えします。

司書資格の取り方の基本

図書館司書になるには、大学または短大で所定の科目単位を修得する必要があります。

すでに大学・短大を卒業している方は「科目等履修生」として通信大学に入学し、必要な科目だけ履修することで最短1年で取得できます。

働きながら取れる通信大学

社会人・育児中の方でも取得できる通信大学を状況別にまとめます。

完全在宅・学費最安で取りたいなら → 近畿大学通信教育部
スクーリングも試験もオンライン完結。学費は16万円(一括・追加費用なし)で、年間1,000人以上が取得しているNo.1の実績があります。

最短半年で取りたいなら → ⼋洲学園⼤学
日本初のインターネット大学で、完全オンライン対応。取得後の就職支援も充実しており、50代以上の方向けシニア割引もあります。

首都圏在住・個別サポートも欲しいなら → 帝京平成大学通信
東京・中野キャンパスで専任教員による個別相談が可能。土日のスクーリングのみで取得できます。

気になる大学の資料を無料で取り寄せましょう。2〜3校まとめて比べるのがおすすめです。

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通信講座・通信制大学特集

まず図書館に行ってみる

資格を取る前に、まず地元の図書館を利用者として何度か訪れてみましょう。カウンターの司書がどんな対応をしているか、どんな人が来ているか、どんな雰囲気で仕事をしているかを観察するだけで、自分との相性が見えてきます。

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よくある質問

Q.内向的な性格でも司書になれますか?
A.なれます。大切なのは「コミュニケーションが得意かどうか」よりも、「相手の話をきちんと聞けるかどうか」です。内向的でも丁寧な対応ができる方は、司書として十分活躍できます。

Q.本があまり好きではないけれど司書になれますか?
A.実際に「本をほとんど読まない司書」もいるという現場の声もあります。ただし、資料を探す仕事や選書の仕事では本への関心は助けになります。本そのものよりも「情報を提供する仕事が好き」という方は向いています。

Q.子どもが苦手でも司書になれますか?
A.公共図書館や学校図書館では子どもと関わる機会が多いですが、大学図書館や専門図書館では子どもとの関わりはほとんどありません。自分に合った図書館を選ぶことで、得意を活かした働き方ができます。

Q.資格を取るのは難しいですか?
A.図書館司書資格には特別な試験はありません。大学・短大で所定の科目単位を修得すれば取得できます。通信大学を利用すれば、働きながら1年程度で取得できます。

Q.ユーキャンで司書資格は取れますか?
A.取れません。司書資格は大学での単位修得が法律で必須なため、民間通信講座のユーキャンでは取得できません。通信大学が必要です。

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まとめ

図書館司書に向いている人を一言でいえば、「本と情報と人が好きで、地道な仕事を丁寧にやり続けられる人」です。

向いている人の特徴8つ

  • 本だけでなく情報を探すこと自体が好きな人
  • 相手の話を聞き取るコミュニケーションが取れる人
  • 地道な作業を苦にしない人
  • 幅広い知識への好奇心がある人
  • 整理整頓が好きな人
  • 裏方として人を支えることに喜びを感じる人
  • アイデアを形にするのが好きな人
  • 体力がある人

が向いています。

向いていない人の特徴7つ

  • 仕事中に本を読めると思っていた人
  • 人と一切関わりたくない人
  • 注目される仕事でないとモチベーションが続かない人
  • 給与の高さを最優先している人
  • 安定した正規採用を絶対条件にしている人
  • 臨機応変な対応が苦手な人
  • ITスキルがまったくない人

が挙げられます。

「向いているかも」と感じた方は、まず地元の図書館を訪問て感触を確かめてみましょう。そして、司書資格を検討するのであれば、通信大学の資料請求をするのが第一歩です。

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資料請求は完全無料。LINEでの進路相談サービスも利用できます。

この記事を書いた人

bibroom

図書館司書資格保有|心理学専攻卒|元宝石店員|3児の父

宝石店で働きながら通信大学で心理学を学び、 図書館司書の資格を取得。現在は3人の子育て中。 年間200冊以上の本を子どもたちと読み続けながら、 「本当に子どもの心に刺さる一冊」を探し続けています。 本のおすすめから司書を目指す人への情報、 エンタメ・エッセイまで人の心を動かすものすべてをテーマに執筆しています。

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