30代社会人の学び直し|3児パパが通信制大学を卒業できた「継続のコツ」

まなぶ
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「学び直し」や「リスキリング」が叫ばれる現代。大人こそ勉強すべきだとは分かっている。 でも……正直にいって物理的に無理じゃないですか?

フルタイムで働いて、帰宅すれば6歳・4歳・0歳の子どもたちがお出迎え。山のような洗濯物を片付け、皿を洗い、離乳食を作り、ようやく寝かしつけたと思ったらもう深夜。

そんな「絶望的に時間がない」状況の中、36歳で武蔵野大学通信教育課程を卒業し、大学卒業資格を取得し、聖徳大学科目履修生にて司書資格を取得した僕がたどり着いた勉強を続ける答えは、「ご褒美」でした。

びぶーん
びぶーん

根性よりも学習を続ける仕組みの方が大事でした!

根性論は一切なし。鼻炎に悩まされながら、僕を卒業まで導いたのは、深夜1時の「ワインとココアとポテトチップス」という、ちょっとした心理学的ハックです。

この記事では家族も子どももいて、フルタイムで働いて、家事もやるのに勉強なんてできるのか?と疑問を持っている方の背中を押せるような記事になっています。

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社会人の学び直し継続のコツとは?

よし!やるぞ!と思って願書を出し、通信大学で履修した学生の卒業率はご存じでしょうか?

びぶーん
びぶーん

学校によって差はあれど全国平均約14.4% 〜 15%が卒業率です。

※文部科学省の過去の統計に基づく平均値

やるぞ!と意気込んでみたはいいものの非常に低い卒業率から「継続」することが非常に困難であることが分かります。それでは、なぜ意志の力だけでは、足りないのかを解説しましょう!

なぜ「意志の力」だけでは続かないのか?

正直いって意志の力は、そんなに強くないです。

しぃしぃ
しぃしぃ

昔、女優の桃井かおりさんがアイドル松浦亜弥さんに、好きなタイプを聞いたら「信念のある人」と答えたら、「ダメよ~~信念なんてすぐ曲がっちゃうんだから」とアドバイスしていたくらい意思とか信念とかだけに頼っちゃ続きません。

意志の力による「やる気」は朝100%充電されていても、満員電車に揺られ、仕事で神経を使って接客し、帰宅して6歳・4歳・0歳の子どもたちと全力で向き合っているうちに、残量はあっという間に数%。もう、寝たい……深夜、ようやく机に向かう頃には、もう画面がカクカクの状態なんです。

そんな「電池切れ」の状態で、「4年後の卒業」という気の遠くなるような遠いゴールを目指すのは、無理があります。PCを前にして脳が「そんなの無理だよ、寝ようよ」と拒絶反応を起こすのは、生物として当然の反応なんだと思います。

そこで、すぐ近くの「ごほうび」設定をすることをおすすめします。

びぶーん
びぶーん

「遠くのゴール」より1時間後の「近くのゴール」を設定するととりあえずやるか!って気になります。

遠くのゴールより近くのゴール

行動心理学には「オペラント条件づけ」という理論があります。 簡単に言うと、「ある行動をした直後に、いいこと(報酬)が起きると、その行動を繰り返したくなる」という仕組みです。

しぃしぃ
しぃしぃ

ラット、ハト、サル、金魚などで「オペラント条件付け」の研究結果が出てるわね。

学習継続する「コツ」で重要なのは、勉強した「直後に」報酬を与えるという点です。

びぶーん
びぶーん

僕の場合は勉強した直後のワイン、ビール、ココア、ポテトチップスが報酬でした!

「資格取得」や「大学卒業」など「遠くのゴール」は素晴らしい報酬ですが、手に入るのが数年後では、脳にとっては報酬として遠すぎます。心理学ではこれを「遅延割引」と呼びます。人間は遠くの大きな利益よりも、「今すぐ手に入る小さな快楽」を圧倒的に高く見積もってしまう生き物なんです。

だから、僕は自分を動かすために「意志の力」を信じるのをやめました。

その代わりに用意したのが、「勉強が終わった瞬間に口にする、ワイン、ビール、ココア、ポテトチップス」という、原始的で、でも強力な「エサ(報酬)」だったのです。

しぃしぃ
しぃしぃ

学習した直後にお酒飲んで勉強したことを忘れたりしないの?

びぶーん
びぶーん

しなかったです!

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「ご褒美ルーティン」公開

僕の勉強時間は、毎日22時から23時半までの90分間と決めていました。

21時に6歳4歳0歳と一緒にお布団に入ります。子どもが寝てから’’そ~っと’’起きてリビングのテーブルへ向かい、毎日同じ席でPCを立ち上げ教科書を広げます。

びぶーん
びぶーん

もちろん、ちょうど22時にとかは無理なので子どもを寝かしつけたらスタートです。

「勉強が終わるまでは、お酒も間食も一切禁止」です

完全に集中モードに入っていきます。一切の邪魔はなく善集中して40分も経つと脳内が集中していることの気持ちよさに取り付かれたように気持ちよくなります。でも1時間を超えるとドッと疲れて90分経つともう「飲もう!」って気持ちになるのでご褒美にビール、ワイン、ココア、ポテトチップスをローテーションして自分に「報酬」を上げるのです。

びぶーん
びぶーん

たまに、子どもが起きて、父親が勉強しているのを見て「( ゚д゚)ハッ!何かしてる!」と思ったのか寝室へ一人で帰っていく子どもの姿が……。

脳を「その気」にさせる、3つの報酬メニュー

勉強を終えた僕を待っているのは、その日のコンディションに合わせた3つの「報酬」です。

  1. 喜びのとき
    アルパカのワイン 「単位認定試験」が終わって合格した後のワインは格別でした。ボトル半分(1/2)程度空けることもありましたね。
  2. 脳が疲れ切った夜
    森永のミルクココアレポート作成で「もうレポート完成しないかも…」と思った夜は、ミルクココアですべてを忘れました。あとは睡眠と仕事で別のことを考えているうちに勝手に脳が学習した情報をまとめてくれています。「今日もよくやった」と思って寝ます!
  3. なぜか集中できないとき
    ポテトチップス どうしても集中できなかったり、仕事で嫌なことがあったりした時は、禁断のポテチを解禁します。漫画を読んでポテチを食べる至福の時は最高ですね!

「これが終わればアレが待っている」の魔法

このルーティンを繰り返していると、面白い現象が起き始めます。

21時に机に向かった瞬間、脳が勝手に「今から勉強を頑張れば、あの至福の時間が来るぞ!」と脳が勝手に期待し始めます。心理学で言えば、勉強という「苦労」が、ご褒美という「快楽」と強力に結びついているということです。

びぶーん
びぶーん

不思議と勉強しないと「気持ち悪い」と思うようになったし、勉強した後じゃないとお酒やココアを飲んじゃいけないと思うようになりました。

「勉強しなきゃ」と自分を追い込む必要はありません! 「ワイン(またはココア)を飲むために、今日もPCとテキストに向かおう」と勝手になってくれます

この、いい意味で「不純な動機」こそが、余裕がない僕を、4年後の卒業へと連れて行ってくれたのは言うまでもありません。

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意志に頼らず「仕組み」で勝つ、習慣化のコツ

もう、習慣化が大事だよなんて腐るほど書いてあります。でも「ご褒美」という報酬を用意したら、次はそれを確実に習慣にするためには、コツがいるんです。

30代の多忙な日々の中で、僕が4年間挫折せずに続けられた、実践的な3つのポイントをお伝えします。

「いつやるか」を脳に迷わせない

まず、最も重要なのは「毎日同じ時間に机に向かう」ことです。

しぃしぃ
しぃしぃ

間違いなく、毎日机に向かっていたわね。

僕の場合は「22時」でした。

「いつやろうかな?」と「いつ」を選び出すと選んでる段階で疲れます。もう決めておくのです。心理学では「決定回避の法則」とかっていいますが、迷うだけで疲れます。

「21時になったら、体が勝手に机へ移動する」という状態まで決めて毎日行動してしまえば、やる気がある日も、全くない日も、関係なく作業をスタートできるようになります。

ご褒美をケチってはいけない

「今日はあまり進まなかったから、ワインはやめておこう……」なんて、自分に厳しくする必要はありません。むしろ、ご褒美は絶対にケチらないこと

びぶーん
びぶーん

どうしても気分が載らなかった時は20分だけ勉強してもういいや!ってビール飲んでいました。

もうテキスト1ページしか読めなかったとしても、机に向かったという「行動」に対して、予定通りの報酬を自分に与えちゃってください。脳に「この場所に来れば、必ずいいことがある」と覚えさせるとやらないと「気持ち悪く」なっちゃうので勉強やっちゃいます。

しぃしぃ
しぃしぃ

あんまり、厳しくしすぎないって方がかえって長続きするんだね。

「5分だけやってココアを飲む日」があってもいい

僕たち社会人は、どうしても体調が優れない日や、仕事でボロボロの日があります。さらに僕の場合、鼻炎なんで「ぶびーん!!」と言いながらティッシュを大量消費するときもあります。

そんな時は、「5分だけテキストを開いて、すぐにご褒美のココアを飲む」。これだけでOKにしました。

びぶーん
びぶーん

体調的にもう無理と思ったら、ほんの少しだけ触ってもうご褒美タイムです。

「0か100か」で考えると、一度「0」になった瞬間に習慣は途切れちゃうんですよね。でも、「5分だけ触った」を許してあげれば、毎日継続の習慣は繋がり続けます。この「ゆるさ」こそが、完璧主義を捨てて完走するための、最大の秘訣ですね。

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まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 「ワインやポテチで大学を卒業した」なんて、ちょっと「継続のコツ」としては拍子抜けされたかもしれません。でも、これが僕が勉強を毎日続けられた「継続のコツ」です。

僕はどちらかというと普通の人間でもない、怠けていたい人間です。それでも4年間学習を続け、36歳で大学を卒業しました。

  • 4年後10年後の遠くの目標を叶えるために近くの目標を設定すること。
  • ご褒美を使って学習の習慣化を助けてあげること

「学習の継続には、意志とご褒美が必要」ということです。

もし今、あなたが「何かを学び直したいけれど、自分にできるだろうか」と足踏みしているのなら、まずは今夜、勉強を終えた自分に贈るご褒美を考えることからはじめましょう。

しぃしぃ
しぃしぃ

「挑戦」と「報酬」はセットで考えると継続しやすいです。

毎夜毎夜鼻炎で「ぶびーん!!」とティッシュを使い続けた僕にできたのなら、あなたにできないはずがありません。

今夜も、静かな時間に美味しいお酒やココアが待っていますように。

あなたの「学び直し」を、心から応援しています。

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