社会人の平均読書量は?最新データと減少理由、AI時代の読書について

社会人の平均読書量は?最新データと減少理由、AI時代の読書について エッセイ
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最近読書していますか?

みんなYouTube、ショート動画の刺激的な投稿にばかり目が奪われているのではないでしょうか?

特に社会人の方が「なかなか時間がなくて…」と答えるのではないでしょうか。私たちの読書習慣は、デジタルメディアの普及とともに大きく変化しています。今回は、日本の社会人の平均読書量とその背景、そして韓国の状況と比較しながら、現代の読書について深掘りしていきます。

びぶーん
びぶーん

結果としてひと月に7冊読めれば日本人の中で上位3%の本を読んでいる人となりました。

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日本の社会人の平均読書量【最新統計】

残念ながら、日本の社会人の読書量は減少傾向にあります。文化庁が2023年度に実施した「国語に関する世論調査」によると、「1か月に1冊も本を読まない16歳以上の人が62.6%」に上り、これは過去最高の数字です。2018年度の前回調査では47.3%だったため、この5年間で急激に「不読者」が増加したことが分かります。さらに、読書量が以前に比べて「減った」と回答した人は69.1%に達しています。

東洋経済オンラインの樺沢紫苑氏も、「日本人の半数は本を読まず、平均すると月に1冊程度とされている」と指摘しており、月に7冊読めれば日本人の中で上位3%に入ると述べています。このデータから、いかに社会人の読書量が少ないかが浮き彫りになります。

しぃしぃ
しぃしぃ

日本人の半分は本を読まないって驚きね!

読書量が減った主な理由として、かつては「仕事や勉強で忙しい」がトップでしたが、2023年度の調査では「携帯電話、スマートフォンなどで時間が取られる」(43.6%)が初めて最多の理由となりました。仕事や勉強が忙しいという理由も38.9%と高いですが、スマートフォンの利用時間が1日平均126分(2023年)に達していることからも、デジタルメディアが読書時間を奪っている現実が見えてきます。

びぶーん
びぶーん

読書の代わりにスマホを見ている時間が多くなったってことだね。

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「韓国」と「日本」を比較した社会人の平均読書量

読書離れは日本だけの問題ではありません。お隣の韓国でも同様の傾向が見られます。

韓国文化体育観光部の2023年の調査結果によると、韓国成人の総合読書率は43.0%で、2021年と比較して4.5%ポイント減少しました。年間平均読書量も3.9冊と、こちらも0.6冊減少しています。平日の1日あたりの平均読書時間は18.5分で、これも2021年から1.9分減少しています。

読書をしない主な理由として、韓国成人では「仕事のために時間がない」(24.4%)に次いで、本以外の媒体(スマートフォン/テレビ/映画/ゲームなど)を利用している」(23.4%)が挙げられています。これは日本の調査結果と非常に似ていますね。Netflixなどのデジタルエンターテイメントが読書時間を奪う共通の要因となっています。

しぃしぃ
しぃしぃ

もう本はスマホに勝てないのかしら?

びぶーん
びぶーん

本という形態じゃなくて、電子書籍なら読まれているみたいだね。

一方で、注目すべきは若年層の読書傾向です。韓国の20代の総合読書率は74.5%と、他の年代と比べて顕著に高い水準を示しています。これは、20代の電子書籍利用率が58.3%と大幅に増加したことが主な要因です。

紙の書籍の読書率は減少しているものの、電子書籍の利用がその減少分を一部相殺していますね。

日本の調査でも、電子書籍の利用率は増加傾向であり、2024年の調査では15歳から69歳の男女のうち37.9%が電子書籍を現在利用していると回答しています。特に20代では52.9%と最も高く、紙の書籍よりも電子書籍を好む割合が40.1%で最多です。電子書籍で最もよく読まれるジャンルは「マンガ」(約66.5%)で、次いで「小説・文学」(約30%)となっています。

しぃしぃ
しぃしぃ

確かにスマホでのマンガは見ちゃうわ。見始めたら止まらないわ!

韓国の電子書籍購読サービス「밀리의 서재(Millie’s Library)」の利用者は、月平均7.5冊の本を読んでおり、これは韓国全体の月平均読書量0.8冊を大きく上回ります。これは、使いやすいデジタルプラットフォームが読書量の増加に貢献する可能性を示しています。

OECD加盟国(2015年調査)の年間1冊以上の読書率で比較すると、韓国は74.4%で12位、日本は67%で16位という結果もありますが、これは年代が古いデータであり、全体的な傾向として、両国ともに多くのデジタルメディアが利用されており、それが読書離れの一因となっていると言えるでしょう。特に、両国の社会人ともにインターネット検索情報、メッセージ、ソーシャルメディアの投稿など、短い単位の文章を読む傾向が顕著です。

びぶーん
びぶーん

近年は、最適化社会全盛期でしたので、文章を読むこともコスパとして捉えるようになったんでしょう。

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なぜ社会人は本を読まなくなるのか?

現代で「社会人が本を読まなくなる」原因はスマホエンターテイメントとのし烈な競争です。

社会人が本を読まなくなる最大の理由として、やはり「時間がない」という点が挙げられますが、その背景にはデジタルエンターテイメントとの激しい時間争奪戦があります。スマートフォンやタブレットを通じて、YouTubeやTikTokといった動画コンテンツ、オンラインゲーム、SNSなどが無限に利用できる現代において、読書は「時間の消費」と捉えられがちです。

しぃしぃ
しぃしぃ

スマホ動画で情報を得ればいいから、本だとコスパ悪い!って考えてる人が多いってことね!

「情報を得る」という行為に関して言えば、動画コンテンツの方がどうしても魅力的に見えてしまいますよね。働いていると「時間がない」という社会の在り方も問題だと思います。「忙しすぎる」社会では本を読むことすらできない。これを問題といわず、何を問題といえるのでしょう!

社会人の読書離れは深刻な状況ですが、読書が人生に役立つと考える人は依然として多いです。韓国の調査では、成人の67.3%が読書が役立つと考えており、その目的も「心の成長(慰め)」や「面白さ」へと変化しています。

韓国では文化体育観光部が「第4次読書文化振興基本計画(2024-2028)」を策定し、2028年までに成人総合読書率を50%まで引き上げ、読書量を7.5冊まで増やすことを目標に掲げています。これは、非読者を読者に転換させ、読書に親しみやすい環境を整備することに重点を置いています。

びぶーん
びぶーん

なぜ、読書推しかというとAI時代に突入するからです。

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AI時代の読書の貴重性

AI時代において、読書は想像力や思考力を高め、「問いを立てる力」や「人間らしさ」を育む重要な活動です。デジタルエンターテイメントとのバランスを取りながら、本との新しい関係を築いていくことが、豊かな人生を送るための鍵となるのかなと考えています。

日本人は半数が読書をせず、全体で平均するとひと月1冊しか本を読まなくなっています。これから訪れるAI時代においては最適な答えはAIが出してくれるので、自分の語彙力や、感受性を守り磨いていくことが大事だと思ってます。そう思うと、「ムダ」といわれるようなことこそ人間の魅力であり、「価値」なのだと感じています。

人生を豊かにするのは自分の中にある解釈の扉をどのように多く、広くしていくかということは、スマホのデジタルコンテンツも良いのですが、本という形態も必要なのかなと思っています。デジタルコンテンツの良いところは気軽に情報を摂取できることですが、悪いところは「自分の興味のあること」が多く出てきてしまうことです。書籍の良いところは「自分の興味のあること」+「知らない言葉・価値観」に触れることだと思っています。

極端に偏らない思考を「書籍」は作ってくれると思うとやはり手放せないものとして重要な意味合いを持つと考えています。

まとめ

現代の社会人は、日本では半数以上が月1冊も読まない状況で、スマホや動画コンテンツが読書時間を奪っています。韓国も同様ですが、電子書籍の活用により若年層では読書率が高まる傾向があります。

AI時代には、正解をAIが提示する一方で、人間らしい想像力や語彙力、異なる価値観への理解が重要になります。本は興味外の知識や言葉に触れられる貴重な手段であり、バランスの取れた思考を養うためにも不可欠なのかなと思います。

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