中学3年生の本人や保護者にとって、
- 「実力テスト」と「定期テスト」は何が違うのか?
- 受験ではどちらを重視すればいいのか?
悩んでしまいますよね。
特に高校受験直前には、「内申点に影響するのはどっちなの?」「どちらの勉強を優先すれば合格に近づける?」と不安になりますよね。
本記事では、実力テストと定期テストの出題範囲や難易度、実施時期などの違いを比較し、内申点との関係や高校受験で本当に重要なのはどちらかをはっきり示します。
また、定期テストと実力テストでそれぞれ高得点を目指すための具体的な勉強法もご紹介します。この記事を読めば、両者の違いがよく分かり、受験勉強の優先順位が見えてきますよ。
実力テストと定期テストの違いとは?
簡単に言えば、「定期テスト」は学校で習った範囲の理解度を確認する期末・中間・単元テストです。「実力テスト」は高校受験を見据えて現在の学力を測るテストのことで、学校が実施するものや教育委員会が行うもの、県模試などの民間模試があり、中学1年生からの学習内容が広く出題されるのが特徴です。

うちの子は県模試の「実力テスト」を受けています!
| 比較項目 | 定期テスト | 実力テスト |
|---|---|---|
| 出題範囲 | 直近の授業範囲のみ。前回テスト以降の学習内容。 | 中1~現在までの学習内容すべて。学年をまたいだ横断的な範囲。 |
| 難易度 | 通常は基本~標準問題中心で難易度は「普通」 | 応用・発展問題が多く出題されるため難易度が高い |
| 実施時期 | 学期ごと(中間・期末・学年末)など、年に数回(通常4回程度)。 | 学校や地域で年3~4回程度実施。主に4月、夏休み明け、秋、冬休み明けなど。 |
| 作問・形式 | 担当教員が作成。各学校・学年の授業進度に合わせる。 | 学校や教育委員会などが外部委託・統一した内容で実施される場合が多い。偏差値や順位が出ることもある。 |
| 点数の意味 | その期間の学習成果の確認。授業内容理解度を評価する指標。得点が通知表に直結する。 | これまでの学習定着度や学力の確認。内申点には基本的に反映されない(受験の直接結果には影響しない)。 |
| 内申点への影響 | 大きい。成績評価の基準に直結し、内申点を決める重要な要素。 | ほとんど影響しない。※ただし進路指導の参考資料にはなる。 |
| 高校受験との関係 | 公立入試では内申点の元になるため重要。私立推薦入試でも基準に直結する場合あり。 | 公立入試の合否には直接影響しないが、三者面談や志望校決定の参考資料になる。模試との併用で学力を客観視する材料に。 |
| 勉強方法 | 学校ワーク・教科書中心の復習。暗記・定着重視で、テスト範囲を重点的に対策。 | 学年の復習中心。過去テストの解き直しで弱点把握、苦手単元克服、模試で実戦練習する。 |
定期テストは基本的に授業を担当する先生が作成
定期テストは基本的に授業を担当する先生が作成します。
その学期に習った範囲から出題されます。
通常、難易度は標準的で、学校の範囲表に沿って対策すれば点数が取れます。得点は通知表や内申点に直結し、成績評価の大部分を占めます。

直接成績に影響するのが「定期テスト」ね。
実力テストは学校や教育委員会・業者が作成
実力テストは学校や教育委員会・業者が作成します。
中1から今まで学んだ全範囲から問題が出ます。
難易度は高めで、入試問題に近い応用問題も含まれることがあります。
内申点には原則含まれず、あくまで「自分の学力を客観的に知るツール」です。都道府県や実施形態により異なりますが、多くは偏差値・順位が出るようになっています。

業者が作るテストは、学校で子どもが受けてくると170点くらいしか取れないほど難しいテストになってたりするわね。
高校受験で重要なのは実力テスト?定期テスト?
高校受験では「定期テスト」が優先度高く、内申点を左右します。
公立高校入試では、中学校の成績(内申点)と当日の学力検査で合否判定が行われるため、定期テストの成績が合否に直結します。
一方、実力テストの点数は直接合否に影響しませんが、三者面談で現在の学力を判断する資料として活用されます。
定期テスト重視の理由
定期テストで高い点数を取ることは、内申点アップの最短ルートです。
通知表は「授業での習熟度と定期テストの結果」で決まるため、担当教師が作成する定期テストを優先的に対策すべきです。
実力テストの位置付け
実力テストの結果は、高校受験の最終合否には含まれません。
だけど、中3の秋以降に行われる実力テストは三者面談や志望校判定の際の参考資料となります。
例えば、内申点は十分でも実力テストが伸び悩む場合は志望校の再考が勧められたり、逆に安定して高得点なら上位校を目指す後押し材料になります。
都道府県・公立私立の違い
内申点に算入する学年は都道府県で異なります(例:岐阜県では中1~3年全学年分が利用される)。
私立高校の推薦入試では主に内申点が重視されますが、実力テストを参考にする学校もあります。いずれにせよ、内申点に大きく関わるのは定期テストです。

受験のテストだけじゃなくて良い学校に入ろうとするには「定期テスト」の成績も大事だってことね!
定期テストで点数を取る勉強法
定期テストでは「教科書&ワーク」で基礎を固めることが最重要です。
テストの2週間前までには学習を開始し、学校ワークやノートを繰り返し解きましょう。例えば:
例えば:
- 早めの準備
テスト2週前から計画的に勉強開始。部活停止1週前ではワークが終わらない恐れ。 - 教科書・ワーク中心
先生が出題範囲表で示した教材(ワークやプリント、授業ノート)を完璧にする。
教科書から「国語の本文」「数学の公式」「英語の例文」など重要事項を確認しましょう。 - 反復練習
基礎から標準レベルの問題を解けるように練習します。基礎~標準問題ができれば80点が目安。わからない問題はノートにまとめて再確認。 - 提出物・ノート
ワークの提出期限は守り、余裕を持って丁寧に仕上げましょう。
授業ノートも見直し、先生が重要と言った箇所にマーカーを引くなど復習に活用します。 - 学習環境
定期テストは暗記要素も重要。家族の協力で勉強時間を確保し、静かな環境で集中して取り組みましょう。
これらを実行すれば、テスト範囲内の知識が定着し、安定した得点につながります。

家族にも協力してもらえると子どもも助かるよね!
実力テストで点数を取る勉強法
実力テストは出題範囲が広く難易度も高いため、範囲全体をざっと復習し、弱点を潰しながら実戦力を鍛えることが肝心です。
具体的には:
- 過去の定期テストの解き直し
まず、これまでの中学1~3年の定期テスト問題を解き直します。
重要単元がまとめてある定期テストで、どの分野が苦手かを把握できます。
間違えた問題にはチェックを入れ、解説を読んで理解を深めましょう。 - 苦手単元を重点的に復習
定期テストで見つかった苦手分野を優先的に克服します。
教科書の該当箇所やワークの基本問題で基礎を固め、次に発展問題で理解度を確かめます。テスト範囲は広いので、一度に完璧を目指すのではなく、頻出単元や特に苦手な部分から優先的に取り組みましょう。 - 模試で実戦練習
最後に模試や予想問題集で本番形式の演習をします。
実力テストには時間制限のある演習が不可欠です。
実際に時間を計って解き、解き終えたら必ず解き直しを行いましょう。
間違えた問題はノートにまとめ、同様の問題を繰り返し解くことで理解を深めます。
これらの「①定期テスト解き直し → ②苦手克服 → ③模試演習」のサイクルを繰り返すことで、実力テストの広範な範囲でも効率的に得点力が伸びていきます。
実力テストと定期テストに関するよくある質問(FAQ)
- Q1: 実力テストは内申点に入りますか?
A: いいえ、基本的には入りません。
実力テストの点数は内申点には加算されず、通知表の評価は定期テストの結果や授業態度などから総合的に決まります。ただし、成績上の判断材料として三者面談等で参照されることはあるので、まったく無視していいわけではありません。実力テストは「志望校との距離を測る指標」として活用しましょう。 - Q2: 定期テストだけ頑張れば高校受験は大丈夫ですか?
A: 定期テスト中心の対策でも、公立入試の合否判定に必要な内申点は確保できます。
ただし、実力テストで学力の抜けや苦手分野が分かれば、受験勉強の指針になります。定期テスト勉強だけでは気づけない穴を、実力テストで補うのが理想です。 - Q3: 実力テストの点数が悪くても合格できますか?
A: はい、可能です。
実力テスト自体の点数は入試の合否に影響しません。大切なのは、低い点数を次回の勉強にどう生かすかです。苦手を克服すれば、内申点や入試本番での得点に繋がります。 - Q4: 実力テストはいつから重要になりますか?
A: 実力テストは中3の夏休み明けから秋にかけて特に重要になります。
この時期の実力テスト結果は、三者面談での志望校検討などに使われるからです。ただ、学力定着度を測る点では中1・中2の内容から出題されるので、早い段階から意識的に取り組むと安心です。 - Q5: 中3ではどちらを優先すべきですか?
A: 中3ではまず定期テスト対策を優先してください。
定期テストの成績が内申点を決めるので優先順位が高いです。実力テストの対策は「余力があれば行う」というスタンスでOKです。時間に余裕があれば前述の方法で実力テストも対策し、学力の確認や弱点補強に役立てましょう。
まとめ
高校受験に関して言えば「定期テスト」の方が重視した方がいい。だけど、「実力テスト」の模試などを受けて自分の実力を確認して置いて、先生と進路の相談をするので上位校を目指すなら、実力テストでもよい成績が欲しいところですね!
ざっとまとめると
- 定期テストは授業範囲から出題され、成績評価に直結します。内申点を上げるには定期テスト対策が最優先。
- 実力テストは中1~中3の学習内容すべてから出題されるため範囲が広く、難易度も高めです。点数は内申点に直接入らないものの、学力確認や志望校選びの材料として重要です。
- 勉強法のポイントは、定期テストは「授業範囲の完全理解」を目指して学校教材中心に対策すること、実力テストは「過去のテストで弱点を把握→克服→模試で実戦」というサイクルで学力を伸ばすことです。
- 内申点を上げるには定期テストの得点を優先しつつ、実力テストで見えた弱点は早めに潰しておきましょう。両方のテストをバランスよく活用して受験準備を進めることが、合格への近道です。
以上のポイントを押さえ、定期テスト・実力テストそれぞれに合った勉強法で対策すれば、高校受験への自信が高まります。頑張ってください!



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