特修生の難易度は?中卒から大学卒業を目指す方法と16単位の難しさを解説

特修生の難易度は?中卒から大学卒業を目指す方法と16単位の難しさを解説 通信制高校・不登校
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「特修生ってよく聞くけど、実際どのくらい難しいの?」
「中卒のまま、本当に大学に行けるの?」
「16単位って、独学で取れるレベルなの?」

中卒から大学進学を考え始めると、こうした疑問が次々に出てきます。

この記事では、特修生制度の仕組みと難易度をできるだけ具体的に解説したうえで、「特修生」以外にも大学を目指すルートがあることをお伝えします。とくに、高校に一度も通っていない方にとっては、遠回りに見えて実はスムーズなルートもあります。順番に見ていきましょう。

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特修生とは?中卒から大学を目指せる制度と16単位の難易度

特修生の基本的な仕組みと対象になる大学

特修生とは、高校を卒業していない、または高校を中退したことなどにより「大学入学資格」を持たない人が、大学の指定する科目を履修して単位を修得することで、その大学の正科生(卒業・学位取得を目指す通常の学生)への出願資格を得られる制度です。

基本的な流れは次の通りです。

中学校卒業

特修生として大学に在籍し、指定科目を履修

16単位前後を修得

その大学の正科生としての出願資格を取得

正科生として入学 ↓ 卒業・学士取得

ポイントは、「中学校を卒業しただけで、いきなり大学の正科生になれる」わけではないという点です。

特修生の期間を経て、単位を積み上げてはじめて正科生への道が開かれます。また、特修生を修了しても高校卒業資格が得られるわけではない点も、大学によって明記されています。

びぶーん
びぶーん

特修生で16単位を獲得したら、そのまま大学卒業までが基本的にセットになるということですね。

特修生制度を設けている主な通信制大学一覧

特修生制度を設けている主な通信制大学は次の通りです。
(2026年8月時点の情報。条件は変更される可能性があるため、出願前に必ず各大学の公式サイトをご確認ください)

大学主な対象年齢の目安正科生になるための条件の目安
東京通信大学満15歳以上指定科目を16単位以上修得
創価大学中学校卒業・高校中退など指定分野から16単位を修得
京都芸術大学年齢条件あり(要確認)1年間学習し16単位以上を修得
大阪芸術大学満18歳以上1年以上在学+16単位以上+資格認定試験
近畿大学大学入学資格のない方特修生として大学入学資格を取得
北海道情報大学大学入学資格のない方所定単位を修得し正科生Aへ
八洲学園大学満15歳以上指定科目から16単位(目安8科目)を修得、満18歳で正科生資格
武蔵野美術大学満18歳以上指定科目から16単位以上を修得
日本福祉大学大学入学資格のない方特修生を経て正科生を目指す
星槎大学大学入学資格のない方16単位以上修得+審査
東京福祉大学大学入学資格のない方指定科目履修で正科生資格を取得
環太平洋大学(IPU)大学入学資格のない方所定単位を修得し正科生1年次へ
明星大学中卒・満18歳以上規定単位をすべて修得
姫路大学大学入学資格のない方所定単位を修得し正科生への資格取得

なお、ZEN大学やサイバー大学には特修生制度はありません。ZEN大学・サイバー大学への正科生出願には高校卒業・高卒認定・専修学校修了などの資格が必要です。

ZEN大学・サイバー大学は学力試験を実施せず志望理由書・小論文で選考する大学として知られていますが、「入試の難易度」と「大学入学資格の有無」は別の話である点に注意が必要です。

しぃしぃ
しぃしぃ

特修生がある大学とない大学があるんだね…調べてみないと分からないや

びぶーん
びぶーん

しかも制度自体が年度で変わることもあるから、出願する年の最新情報を必ずチェックしましょう。

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16単位を修得するのはどれくらいの難易度?

結論から言うと、特修生の難易度は「入試のような一発勝負の難しさ」ではなく、「独学を最後まで続けられるかという難しさ」です。

具体的なイメージをつかむために、⼋洲学園⼤学の例で見てみましょう。

同大学では16単位を修得する目安として、8科目程度の履修が想定されています。1科目ずつレポートを提出したり、オンラインで試験を受けたりしながら、半年〜1年程度かけて単位を積み上げていくのが一般的なペースです。

難易度を左右するポイントは主に次の3つです。

ポイント①

学力そのものよりも自己管理力が問われる
決められた期限までにレポートを提出し続ける継続力が必要です

ポイント②

学校のサポートが薄めなことがある
通信制高校のような担任・クラスのような伴走体制は基本的にありません

ポイント③

年齢条件や単位数の目安は大学ごとに異なる 
満15歳から出願できる大学もあれば、満18歳が条件の大学もあります。

一方で、記述式の大学入試のように「1回のテストで合否が決まる」形式ではないため、時間をかけてコツコツ取り組める人にとっては、決して手が届かない難易度ではありません。

実際、以前は特修生制度を設けていたサイバー大学のように、制度自体が終了し、同様の仕組みが「科目等履修生」に統合されるといったケースもあります。年度によって制度が変わることがあるため、検討する際は必ず志望大学の最新の募集要項を確認しましょう。

しぃしぃ
しぃしぃ

16単位ってテストが激ムズってわけじゃないんだね。

びぶーん
びぶーん

うん、量としては8科目くらいが目安。むしろ『誰にも管理されずに自分でやり切れるか』がポイントだよ。レポートは書き続けていれば必ず完成するし継続できるかが大事だね。

特修生で取得した16単位が大学の単位になる大学とならない大学一覧

特修生で取得した16単位、大学卒業の124単位に入るのか?も気になりますよね。学校によっても違うので一覧を下記にまとめてみました。

大学特修生の単位を卒業単位に算入特修生修了後に必要な単位の目安
東京通信大学124単位から認定分を差し引く
⼋洲学園⼤学108単位程度
北海道情報大学108単位以上
日本福祉大学認定上限・既修得単位による
近畿大学学部の卒業要件による
姫路大学卒業要件から認定分を差し引く
創価大学要確認公式情報だけでは断定しない
明星大学個別の認定・換算による可能性あり
京都芸術大学要確認124単位
星槎大学要確認公式の個別条件確認が必要
武蔵野美術大学要確認公式の個別条件確認が必要

特修生で修得した単位が、大学卒業に必要な単位に含まれるかは大学によって異なります。たとえば北海道情報大学では16単位を上限に認定され、卒業要件124単位のうち残り108単位以上の修得が必要です。八洲学園大学も、特修生の16単位を含めて124単位で卒業を目指せます。

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中卒から大学卒業を目指す方法は「特修生」だけではない

ここまで特修生について解説してきましたが、中卒から大学卒業(学士取得)を目指すルートは、実はもう一つあります。それぞれの特徴を比べてみましょう。

方法① 特修生から大学へ進学する

先ほど解説した通り、特修生として一定の単位を修得し、そのまま同じ大学の正科生として入学するルートです。

メリット

高校に通い直す時間をかけず、最短距離で大学の学びに進める

デメリット
  • いきなり大学レベルの学習が始まる
  • 独学のサポート体制が薄い場合がある
  • 高校卒業資格は得られない
しぃしぃ
しぃしぃ

特修生から大学に入ると高校卒業資格は得られないから、5年かけて大卒資格の学士を目指すしかないから、これは相当な覚悟を持って挑まなきゃならないわ。

方法② 通信制高校を卒業してから大学へ進学する

通信制高校に入学し、高校卒業に必要な単位(一般的に74単位以上)や在籍期間(3年以上)などの条件を満たして卒業資格を取得したうえで、通常の大学受験(一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜など)や通信制大学へ出願して大学に進学するルートです。

メリット
  • 高校卒業資格が手に入るため、大学進学以外の選択肢(就職など)も残せる
  • 学校のサポートを受けながら基礎学力や学習習慣を積み上げられる
  • 出願できる大学の幅が特修生実施校に限定されない
デメリット

卒業まで最低でも3年程度かかる

びぶーん
びぶーん

デメリットとして3年かかるけど、3年かけて高卒資格を得られれば、その時の思いで好きな大学に通うことができます。

一口に通信制高校といっても選択肢はさまざまです。

たとえば雨ニモマケズ高等学校も、高校在学中の方の転入学や、高校を中退した方の編入学を受け付けている通信制高校の一つです。学校ごとに学費の仕組みは異なるので、比較検討したい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。 → 雨ニモマケズ高等学校の学費はいくら?入学金・月々の内訳から無料相談までまるごと解説

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もし学歴が中卒/高1/高2/高3/高校中退ならおすすめは?

しぃしぃ
しぃしぃ

もし学歴が中卒/高1/高2/高3/高校中退なら、自分ならあるいは自分の子どもならどのルートがあっているか見てみましょう。

「特修生」と「通信制高校を経由するルート」、どちらが正解ということはなく、その人の状況によって向き不向きがあります。

こんな人向いているルート
できるだけ早く大学入学資格だけを得たい特修生
高校卒業資格も取得しておきたい通信制高校を経由
中学卒業後、勉強からしばらく離れている通信制高校を経由
大学レベルの学習にすぐ挑戦する自信がある特修生
将来の進路の選択肢を広げておきたい通信制高校を経由
高校に一度も通ったことがなく、高校生活も経験してみたい通信制高校を経由

特に、中卒のまま高校に一度も通っていない場合、いきなり大学レベルの独学に挑む特修生よりも、まずは通信制高校で学習習慣と基礎学力を積み上げてから大学を目指すほうが、結果的に無理なく学位取得までたどり着けるケースは少なくありません。

中卒/高1/高2/高3/高校中退だからダメということもなく、通信制高校には中学卒業後に高校へ進学していない方や高校中退者を広く受け入れているところがあります。

その代表的な選択肢の一つが、KADOKAWA・ドワンゴが運営するN高等学校です。

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N高等学校なら中卒・高校中退から高校卒業を目指せる

N高等学校(N高・S高・R高、通称N高グループ)は、ネットとリアルキャンパスを組み合わせた学びを提供する通信制高校です。「中卒だから」「高校を中退したから」という理由で門前払いされることはなく、次のような方が新入学・編入学の対象になっています。

新入学・編入学対象
  • 中学校卒業後、高等学校に入学していない方
  • 中学校卒業見込みの方(中学3年生。詳細条件あり)
  • 高等学校を中途退学された方(編入学)
  • 高等学校に在学中・休学中で転校を希望する方(転入学)

出願の対象条件に「中学校に通っていたこと」や出席日数・内申点といった項目は含まれていません。ネットコースの選考は書類選考のみで、入学試験は行われないため、学習にブランクがある方でも挑戦しやすい仕組みになっています(通学型のコースの場合は面接や筆記試験が加わることがあります)。

学習面・サポート面では、次のような特徴があります。

学習面・サポート面
  • スマホ・PCを使ったオンライン学習に加え、全国のリアルキャンパスで週1〜週5の通学スタイルを選べる
  • メンター制度や大学生TAによる個別サポートがあり、2026年3月卒業生の進路決定率は94.24%
  • 300以上の同好会やeスポーツ部・投資部など、課外活動も充実

そして気になる大学進学実績についても、2026年には国公立大学205名、早稲田大学・慶應義塾大学91名、海外大学379名が合格するなど、通信制高校からでも難関大学を含む幅広い大学進学が現実的な選択肢であることが示されています。

なお、学費はコースによって金額が大きく変わります。ネットコースのみか、通学コースを組み合わせるかで年間の実質負担額もかなり違ってくるため、詳しい内訳が気になる方はこちらの記事もあわせてご確認ください。 → N高等学校の学費はいくら?中学生の保護者が知っておきたい費用を徹底解説

\ まずは資料でN高等学校を確認してみる /

びぶーん
びぶーん

元々、素質のある子は習慣の様に勉強をして大学受験を経て大学入学を実現させています。これも進路サポートが充実しているN高等学校ならではですね。

高校卒業資格を得ることで、大学入試の方法は一般選抜だけでなく、総合型選抜や学校推薦型選抜など大きく広がります。特修生のように「16単位を独学で修得する」というプロセスを経なくても、3年間の高校生活の中で基礎学力と学習習慣を少しずつ積み上げてから大学に挑めるため、遠回りに見えて実はスムーズに大学卒業までたどり着けるという考え方もできます。

もちろん、特修生を使って最短ルートで大学を目指すこと自体も素晴らしい挑戦です。ただ、高校に一度も通っていない状態で、いきなり大学レベルの学習に一人で挑むよりも、まずはN高等学校のような通信制高校で高校生活と基礎学力を積み上げてから大学を目指すほうが、無理なく学位取得までたどり着ける人が多いのも事実です。

しぃしぃ
しぃしぃ

N高ってネットコースなら試験もないんだね。自分のペースで学習して大学卒業を目指せるんだね。

びぶーん
びぶーん

そうなんだ。高卒資格を取ってから大学を目指せば、選べる大学の幅もぐっと広がるよ。

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まとめ

  • 特修生は、大学入学資格のない人が16単位前後を修得することで正科生への道を開く制度。
    難易度は「一発勝負のテスト」というより「独学を継続できるかどうか」
  • 中卒から大学卒業を目指す方法は、特修生だけでなく
    「通信制高校を卒業してから大学へ進学する」ルートもある
  • 高校に一度も通っていない方や、勉強からしばらく離れている方には、通信制高校を経由するルートのほうが無理なく進めやすい
  • N高等学校は中卒・高校中退からでも入学しやすく、高卒資格を取りながら大学進学の選択肢を広げられる

N高等学校が気になる方は、まず無料の資料で学習方法や学費、通学スタイルなどを確認してみましょう。

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この記事を書いた人

bibroom

図書館司書資格保有|心理学専攻卒|元宝石店員|3児の父

働きながら通信大学で心理学を学び、 図書館司書の資格を取得。現在は3人の子育て中。 学び・教育分野の発信者。年間200冊以上の本を子どもたちと読み続けながら、 「本当に子どもの心に刺さる一冊」を探し続けています。 本のおすすめから司書を目指す人への情報、 エンタメ・エッセイまで人の心を動かすものすべてをテーマに執筆しています。

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