「うちの子、中学に行けていないけど、高校には行けるんだろうか」
「不登校のまま中学3年生になってしまった。この先、どうしたらいいんだろう」
子どもも不安、親はもっと不安になって当然です。

私は中学生の頃、不登校当事者でしたが、将来の漠然とした「不安」が毎日拭えませんでした。
受験なんてとても無理そうだし、通信制に行くと子どもが言ってくれたとして、学費もどれくらいかかるのか見当がつかない。それでも、子どもの将来のために高校卒業の資格だけはあげたい。もしできることなら、大学だって——。
そこまで望むのは贅沢だろうか、と考えてしまうものです。
「そもそもうちの子は高校に行けるんだろうか」という漠然とした不安を抱えている場合は、まずこちらの記事で、その気持ちとの向き合い方を整理してみるのもおすすめです。
→ 不登校で高校に行ける気がしない…どうすればいい?進学できる理由と高校選びを徹底解説
先に結論からお伝えします。
N高等学校は、不登校の中学3年生でも入学できます。
出席日数や内申点で門前払いされることはなく、実際に中学時代に不登校を経験した生徒が数多く在籍し、卒業し、それぞれの次の進路へと進んでいます。
ここから、なぜ入学できるのか、実際どんな学校なのか、学費はどのくらいかかるのか、そして保護者の方が気になるポイントをひとつずつ整理していきます。読み終えるころには、「うちの子にも、行ける場所がある」と少し気持ちが軽くなっているはずです。
\ まずは資料でN高等学校を確認してみる /
不登校でもN高等学校に入学できる理由

N高等学校(N高・S高・R高、通称N高グループ)の新入学の対象は、次のいずれかに当てはまる人です。
- 現在、中学3年生の人
- すでに中学校を卒業していて、まだ高校に入学していない人
この条件のどこにも「中学校に通っていたこと」は含まれていません。出席日数も内申点も、合否を左右する審査項目にはなっていないのです。
では何を見て合否が決まるのか、と不安になりますよね。
高卒資格の土台となる「ネットコース」は書類選考が中心で、必要に応じて面談が行われる程度です。
学力を測るペーパーテストは課されません。
中学の勉強にほとんど追いつけていない状態からのスタートでも、まずは高校生になることができる仕組みです。
一方、週5・週3・週1+コースといった通学コースを希望する場合は、書類選考に加えて簡単な面接や筆記のある入学試験が実施されます。
とはいえこれも内申点で足切りをするようなものではなく、本人の意欲や学校生活への適性を見るためのものです。
不安が大きい場合は、まずネットコースで高校生活をスタートし、慣れてきた段階で通学コースに移る、という選び方をしている生徒も少なくありません。
出願のタイミングも、新入学は4月・7月・10月・1月の年4回。中3の秋や冬に動き出したとしても、十分に間に合います。
「今すぐ決めなきゃ」と焦る必要はありません。不登校からの高校受験全体を、焦らず進めるための考え方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
→ 不登校でも高校受験は、焦らないで大丈夫!今からできる進路と対策
\ まずは資料でN高等学校を確認してみる /
N高等学校ってどんな学校?

N高等学校(S高等学校・R高等学校を含むN高グループ)は、KADOKAWAとドワンゴが設立した学校法人角川ドワンゴ学園が運営する、私立の通信制高校です。
全国の高校の中でも最大級となる、3万6千人を超える生徒が在籍しています(2026年3月末時点)。

日本一の生徒数がいる高校それが「N高等学校」です。
ここは保護者の方が一番気にされる部分だと思うので、はっきりお伝えしておきます。学校教育法第一条に定められた「高等学校」なので、卒業すれば全日制高校と同じ「高卒資格」が得られます。
通信制だからといって、高卒資格としての価値が下がることはありません。
選べる2つのコース

ネットコース
スマートフォンやパソコンを使い、時間や場所を選ばずに授業動画を視聴し、レポート提出とテストで単位を取得します。入学試験は不要で、全生徒が所属する学籍のベースとなるコースです。
週5・週3・週1+コース(通学コース)
ネットコースに加えて、全国100カ所以上のリアルキャンパス、またはオンラインキャンパスに通学し、メンターや友人と関わりながら学びます。
通学頻度を週1日から週5日まで自分のペースで選べます。
「学校に通いたい気持ちはあるけれど、いきなり毎日は不安」という場合は、週1+コースから少しずつ慣らしていく選び方もできます。
逆に「まずは家で生活リズムを取り戻したい」という場合は、ネットコースだけでスタートし、落ち着いてから通学コースへ移ることも可能です。なお、通学コースは人気が高く、キャンパスによっては募集開始後すぐに定員に達することもあるため、検討している場合は早めに情報を集めておくと安心です。

不登校経験者としては、いきなり週5通学は体力的にもキツいので、週1~週3と慣らしていって週5通えるステップを踏むのもおすすめです。
スクーリングについて
通信制高校を卒業するには、年に数日程度、対面授業「スクーリング」に参加する必要があります。
N高グループの場合、年8日間程度(学年や履修状況により変動)で、多くは日本各地の会場で受けられます。
経済的な事情や健康面の不安があるケースでは相談にも応じてもらえるので、心配な点があれば早めにN高の資料請求をして、確認しておくとよいでしょう。
\ まずは資料でN高等学校を確認してみる /
不登校だった子に、N高が向いていると言われる理由
N高グループには、中学時代に不登校を経験してから入学した生徒の声が数多く公開されています。共通して挙がるのは、次のようなポイントです。
- 登校スタイルを自分で選べること。
決められた時間割に毎日縛られるのではなく、本人の状態に合わせてペースを調整できます。 - メンター制度。
学習の進み具合や心身の状態を、担当のメンターが個別に見てくれる仕組みがあります。
困ったときに「誰に相談すればいいかわからない」という状態になりにくいのは、保護者としても安心材料です。 - 専門カウンセラーへの相談窓口。
相談内容は本人の同意なく第三者へ伝わらない配慮がされています。 - 保護者向けポータル
学習の進捗状況を確認できるため、本人に根掘り葉掘り聞かなくても様子を把握できます。 - 高卒資格の取得に必要な学習に加え、プログラミングや動画制作、イラストなど幅広い課外プログラムが用意されており、「勉強」以外の入り口から自信を取り戻していく生徒も多くいます。
もちろん、すべての子にとって最適な環境かどうかは、実際に説明会や資料で確認したうえで判断すべきことです。
ただ、「不登校だったから」という理由だけで選択肢から外れる学校ではない、ということは、まず知っておいていただきたいポイントです。
学費はどれくらいかかる?

保護者の方にとって、進路そのもの以上に気になるのが学費だと思います。
ここは家庭の状況によって金額が変わる部分なので、あくまで目安として読んでください。
N高グループの学費は、「単位制・通信制課程(ネットコースの学費)」+「選んだコースの学費」の合計で決まります。
- ネットコースのみの場合
国の「高等学校等就学支援金」を利用すると、年間の実質負担が数万円台に収まるケースが多く報告されています。2026年度からは支援金の所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず支援を受けられるようになりました。 - 通学コース(週1・週3・週5)を組み合わせる場合
ネットコース分に加えて通学コースの学費が発生するため、通学頻度が上がるほど負担も大きくなります。
正確な金額は、入学時期・選ぶコース・世帯の状況によって変わるため、この記事の中で断定はできません。
「うちの場合はいくらになるのか」を具体的に知りたい方は、資料請求をして募集要項を取り寄せるのが一番確実です。資料請求に費用はかかりません。焦って結論を出す必要はありませんが、選択肢を数字で把握しておくと、家族で話し合うときの材料になります。
ネットコース・通学コースそれぞれの具体的な金額や、就学支援金制度の詳細については、こちらの記事でさらに詳しくまとめています。
→ N高等学校の学費はいくら?中学生の保護者が知っておきたい費用を徹底解説
\ まずは資料でN高等学校を確認してみる /
進路実績はどうなっている?
「高卒資格が取れても、その先の進路は大丈夫なんだろうか」という不安もあると思います。
N高グループの2026年の大学合格実績では、国公立大学205名、早稲田・慶應91名、海外大学379名という合格者を出しています。
また、2026年4月に開校したZEN大学への特別聴講生制度など、次の進学先につながる仕組みも用意されています。
これは「N高に入れば誰でもこの実績に届く」という意味ではありません。ただ、通信制高校だからといって進学の道が閉ざされるわけではない、ということは、実績として確認できます。

通信制高校だからと言って、大学に行けないわけではないといういい見本が「N高等学校」といえるでしょう。
保護者の方からよくある不安・疑問
Q. 友達はできますか?
A.ネットコースにもオンラインでの部活動やイベントがあり、全国の生徒と交流する機会があります。
通学コースを選べば、リアルキャンパスで同じような境遇の生徒と顔を合わせる機会も自然に増えます。「友達ができるかどうか」を通学の必須条件にする必要はなく、本人が心地よいと感じる距離感で関われるのが特徴です。
Q. 中学の勉強にほとんどついていけていません。それでも大丈夫ですか?
A.ネットコースの授業は、自分の理解度に合わせて何度でも見返せる動画形式です。
つまずいている単元まで学年をまたいで戻って学び直すこともできるので、「中1の内容から不安」という状態でも、まずは高校生としてスタートを切ることができます。
Q. 本当に高卒資格は取れますか?
A.N高等学校は学校教育法第一条に定められた高等学校であり、必要な単位を取得し卒業すれば、全日制・定時制と同じ「高等学校卒業」の資格が得られます。
大学入試の受験資格としても、就職の応募条件としても、通信制であることによる不利益はありません。
Q. スクーリングに行けなくても大丈夫ですか?
A. 年8日程度のスクーリングは卒業要件のひとつですが、経済的な事情や体調面の不安がある場合は個別に相談できる体制があります。
「1日も外に出られないと即座に退学になる」といった性質のものではないので、心配な点は早めに確認しておくと安心です。
Q. 高校2年生や3年生からでも転入・編入できますか?
A.はい。
すでに高校に在籍していて転校を希望する「転入生」、高校を中退した「編入生」も対象です。新入学は年4回、転入学は随時受け付けているため、「もう年度の途中だから」とあきらめる必要はありません。
まとめ
ここまで読んで、「うちの子にも合うかもしれない」と感じた方も、「まだ判断できない」と感じた方もいると思います。どちらの状態でも大丈夫です。
不登校になっている状態での進路選びで一番つらいのは、情報がないまま「行ける高校なんてあるんだろうか」と一人、あるいは家族だけで抱え込んでしまうことです。
N高等学校は、出席日数や内申点で選考されることのない、不登校の中学3年生にも開かれた高校です。そして、学費や制度の詳細は、実際に資料を取り寄せてみないと分からない部分が多くあります。
資料請求は無料で、申し込んだからといってその高校に決めなければいけないわけではありません。まずは資料を手元に置いて、お子さんと、あるいはご家族で、ゆっくり見比べてみてください。「行ける場所が、ちゃんとある」と分かるだけで、気持ちが少し軽くなることもあります。
\ まずは資料でN高等学校を確認してみる /
あわせて読みたい
- N高等学校は不登校でも入学できる?中学3年生の進路選びを解説
- N高等学校の学費はいくら?中学生の保護者が知っておきたい費用を徹底解説
- N高等学校は「やめとけ」って本当?卒業率・学費・後悔しない人の特徴を徹底解説
- 不登校でも高校受験は、焦らないで大丈夫!今からできる進路と対策
- 不登校で高校に行ける気がしない…どうすればいい?進学できる理由と高校選びを徹底解説
- 特修生の難易度は?中卒から大学卒業を目指す方法と16単位の難しさを解説
- 雨ニモマケズ高等学校の学費はいくら?入学金・月々の内訳から無料相談までまるごと解説【2027年4月開校】
- 雨ニモマケズ高等学校に偏差値はある?ない理由とカリキュラムの魅力を徹底解説【2027年4月開校】



コメント