Netflixオリジナル韓国ドラマ『未知のソウル』は、全12話で構成された、静かで美しい物語です。

netflixにしてはバイオレンスもない清々しいドラマでした。
1話だいたい1時間20分くらいなのでゆるゆるとみるにはちょうどいい時間です。
この記事では、韓国ってすごいキャリア社会なんだなと感じた「未知のソウル」のあらすじと韓国が抱える深刻な社会問題である自殺率についても言及していきます。
未知のソウル:あらすじ
顔はそっくりでも、性格も生き方もまったく違う一卵性双生児の姉妹――ユ・ミレとユ・ミジ。
姉のミレは、堅実で努力家なエリート。大手の金融系公企業に勤め、安定した人生を歩んでいます。
一方の妹ミジは、元・陸上選手という異色の経歴を持ちながら、陸上でけがをして以来引きこもって外の世界に出られなかったけれど何とか社会に触れ合って、今は日雇い仕事でなんとか暮らすという対照的な姉妹。ユ・ミジは夢に破れ、自分を責めるように生きてきました。
そんなある日、ソウルという大都会で心が限界を迎えたをユ・ミレは自殺思慮が生まれてしまいます。そんなユ・ミレを救うため、ミジは大胆な決断をします。
それは――姉の人生を代わりに生きること。

一卵性の双子で入れ替わっても誰も気付かないくらい似ていたのがユ・ミジとユ・ミレなのね。
ユ・ミジはソウルへ向かい、ユ・ミレになりすまして職場へ出勤し、「代打」として姉の人生を歩み始めるのです。
この“人生の入れ替え”を通じて、二人はそれぞれが抱えていた痛みや後悔と向き合いながら、
本当の自分、そして本当の愛を見つけていくことになります。

登場人物のトラウマと向き合いながら一生懸命生きる姿に清々しさを覚えます!
韓国での初回放送では、全国平均視聴率3.6%、最高5.0%を記録し、
同時間帯のケーブル・総合編成チャンネルで視聴率1位を獲得するなど、注目の高さを証明しました。
主演のパク・ボヨンが、姉妹二人を一人で演じ分けたその演技力には絶賛の声が多数寄せられ、
「表情の違いでキャラクターがはっきり伝わる」「まるで別人のようだった」と、
視聴者の間で話題に。
パク・ボヨン:Instagram
感情の機微を繊細に描いたストーリーも好評で、「涙が止まらなかった」「久しぶりに心が洗われた」と、
高い評価を集めています。
第1話の少しだけネタバレをしてしまうとソウルの韓国金融公社で働いているユ・ミレが自殺思慮を持ってしまうところから双子姉妹で入れ替わろうとします。

韓国って学歴社会やキャリア至上主義のような考えが、日本よりも深く根付いていることが、ユ・ミレの自殺思慮の原因でした。

韓国は強烈なキャリア至上主義みたいね。落ちこぼれていくことにすごい恐怖心があるみたい。
苛烈な環境だからこそ生まれるのが韓国ドラマの物語の強烈な魅力ですが、「未知のソウル」に関しては苛烈というよりはトラウマを克服していく治療のような癒しのドラマだなという印象を受けました。
日本と韓国に共通する「若者の社会問題」と、この作品がくれる希望
『未知のソウル』は、ただの姉妹の入れ替わりドラマでは、ありません。
実は、韓国の若者が抱える社会問題を、かなりストレートに描いている作品でもあるんです。
姉のミレは、必死に勉強してやっとの思いで公企業に入社。
けれど、パワハラや陰湿ないじめに耐えながら、母や妹に仕送りを続けていて、辞めたくても辞められない。
妹のミジは、かつては陸上選手として輝いたものの、今は夢を諦めて日雇いバイトで食いつなぐ日々。
…これ、まさに今の日本や韓国の若者たちに通じる現実だと思うんです。
がんばっても報われない。失敗したら、やり直す場所がない。
「一度レールを外れたら、もう人生終わり」
そんな空気が、私たちの社会にはまだまだ強く残っていて、それが若者の希望や自信を削っているように感じます。
でもこのドラマでは、姉妹が人生を“交換”することで、自分の限界も、他人の苦労も、あらためて知ることになります。
その過程を通して、「今の自分でも、もう一度立ち上がってみてもいいのかも」と思えるようになる。
この物語は、生き直しができる社会って素敵だよね、というメッセージをそっと伝えてくれているんじゃないかと私は思いました。
失敗してもいい。逃げてもいい。
ちょっと休んで、もう一度歩き出せばいい。
そうやって、“今の自分を肯定できる瞬間”がちゃんと描かれているからこそ、観終わったあとに爽やかな気持ちになれる。
そしてそれが、ドラマを観る側の私たちにとって、ちょっとした希望になる。
『未知のソウル』は、そんな温かさと優しさに満ちた作品です。
特に今、なんとなくモヤモヤしてる人には、ぜひ観てほしいと思います。

韓国も日本も個人を肯定できるような教育が学歴や職歴よりも大事になっていくといいなと見終わった後に思ったりしました。
まとめ|『未知のソウル』は全12話で完結、観る価値ありの清らかな感動作
Netflixで配信中の韓国ドラマ『未知のソウル』は、全12話で完結するヒューマンドラマです。
顔は同じでもまったく違う人生を歩む一卵性双生児――ユ・ミレとユ・ミジが、入れ替わりをきっかけに互いの人生と心を見つめ直していく姿が描かれます。
本作はただの入れ替わりコメディではありません。
現代の韓国社会(そして日本も同じ)に共通する、若者の就職難、格差、将来不安、孤独といった社会問題に切り込みながらも、
決して暗くならず、「生き直してもいい」「やり直すチャンスはあっていい」という希望を丁寧に描いてくれる作品です。
観終わったあとには、きっとあなたも
「人生って、もう少しやさしくてもいいのかも」
そう思えるはずです。
個人的には素朴なパク・ボヨンがドラマでは素朴な感じなのにInstagramではフォロワー589.5万人の大人気インフルエンサーなのが意外でした!
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