「図書館司書 資格 正式名称」を徹底解説!司書、司書補、学校司書の違いとは?

「図書館司書 資格 正式名称」を徹底解説!司書、司書補、学校司書の違いとは? まなぶ
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図書館で働く専門職として「図書館司書」という言葉をよく耳にしますが、実は他にも「司書補」や「学校司書」、さらには「司書教諭」といった様々な呼び方があり、それぞれが異なる役割と資格を持っています。

一体、図書館司書の「正式名称」はどれなのでしょうか?

この記事では、それぞれの役割と資格について詳しく解説し、長年の疑問を解消します!

しぃしぃ
しぃしぃ

司書、司書補、学校司書、司書教諭いろいろな呼び方があるけれどそれが分かるってことね。

びぶーん
びぶーん

まずは、図書館司書の正式名称を見ていきましょう。

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図書館司書の「正式名称」ってなに?

図書館で働く人のことを「図書館司書」と呼ぶことがよくあります。

でも、実はこの呼び方は正式な名前ではないって知っていましたか?

この章では、「図書館司書」の本当の正式名称や資格の取り方について、わかりやすく紹介します。

「司書」は法律に定められた正式な資格名

日本では、「図書館法(としょかんほう)」という法律によって、図書館に専門的な職員を置くことが定められています。このときに登場するのが「司書(ししょ)」という職名です。
つまり、「司書」というのが、図書館で働く人の正式な資格名になります。

「図書館司書」という言い方はよく使われていますが、あくまで「図書館で働く司書」という意味で使われている通称(つうしょう)であり、法律的には「司書」が正しい名前です。

「図書館司書」は一般的な呼び方

ではなぜ「図書館司書」と呼ばれることが多いのでしょうか?
その理由はとてもシンプルで、「司書」とだけ言うと、図書館以外のどこかで働く人かもしれないと思われることがあるからです。
実際、「学校司書」や「司書教諭」といった、図書館以外の場所で働く司書もいます。

そのため、「図書館司書」は、特に公共図書館などで働く司書をわかりやすく伝えるための表現として使われているのです。

「司書」は国家試験ではなく、大学の単位で取れる

「司書」という資格は、弁護士や税理士のように国家試験を受けて取るものではありません。文部科学省が定めた内容にそって、大学や短大で指定された科目の単位を取ることで得られる資格です。

具体的には次のような方法があります。

  1. 大学や短大に通って、司書課程の授業を受けて必要な単位を取る
  2. 大学・短大・高専を卒業後、夏休みなどに行われる「司書講習(ししょこうしゅう)」に参加して必要単位を取る
  3. 司書補として3年以上働いたあと、司書講習を受けて資格を得る

どの方法でも、国家資格として正式に認められた「司書」の資格が得られます。

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司書以外にもある!「司書」と名のつく職業一覧

実は、「司書」と名前のつく仕事は「司書」だけではありません。他にも

  • 「司書補(ししょほ)」
  • 「学校司書」
  • 「司書教諭(ししょきょうゆ)」

などがあります。ここでは、それぞれの仕事や役割の違いを見ていきましょう。

「司書補」:司書のサポート役

「司書補」とは、文字どおり司書の補助(サポート)をする役割を担う職員です。図書館法にも定められており、司書の専門的な仕事を手伝う人として位置づけられています。

資格を取るには、次の条件があります:

  • 高校卒業(または中等教育学校卒業・高専3年修了)以上であること
  • 文部科学省が委託する大学等の「司書補講習」を修了すること

つまり、大学を出ていなくても、司書補になるチャンスはあるということです。

実際に、本屋さんで働いていた方が、図書館アルバイトを経て59歳で司書補になったという事例もあります。

「学校司書」:学校で働く図書館の専門職

「学校司書」は、学校図書館で本の貸し出しや本の整備、子どもたちへの本の紹介などを行う職員です。先生ではありませんが、児童や生徒の読書活動を支える大切な役割を担っています。

実は「学校司書」という職業には、法律で定められた資格制度はありませんけれども、採用のときに「司書資格」や「司書教諭資格」、「教員免許」などを持っている人のほうが有利になることが多いです。

勤務形態は非常勤が多く、時給は1,000〜1,500円くらいの募集が一般的です。

「司書教諭」:先生と図書館の二刀流

「司書教諭」は、教員免許を持った先生が、さらに学校図書館の専門知識を身につけた「図書館のプロ」です。学校図書館法で設置が義務付けられていて、小・中・高すべての学校に配置されることになっています。

司書教諭はこんな仕事をしています:

  • 読書活動や調べ学習のサポート
  • 学校図書館の整備や活用方法の提案
  • 教員との連携による授業支援

司書教諭になるためには、教員免許に加えて「司書教諭講習(5科目10単位)」を修了する必要があります。
ちなみに、司書教諭は一般の図書館司書とは違い、学校の教員として採用されるため給与も教員水準(平均月収40万円程度)です。

ただし、多くの場合、担任や教科の授業と兼任することが多く、学校図書館の専任ではないこともあります。

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それぞれの資格の取り方まとめ

図書館や学校で働くためには、それぞれの職種に応じた資格や条件があります。

この章では、「司書」「司書補」「司書教諭」になるための方法をわかりやすくまとめます。また、「学校司書」には資格制度がないことも説明します。

「司書」になる3つの方法

「司書」になるには、国家試験のような一発勝負の試験は必要ありません。文部科学省が定めた科目を大学などで履修し、単位を取ることで資格を取得できます。

主な方法は次の3つです:

  1. 大学・短大に通って、司書課程の科目を履修する
     → 必修11科目22単位+選択2単位で合計24単位以上
  2. 大学・短大・高専卒業後、「司書講習」を受ける
     → 夏休みなどに大学が集中講座として実施
  3. 「司書補」として3年以上働き、その後司書講習を受ける
     → 実務経験を活かしてステップアップ

どの方法でも、最終的には「司書」として働くための資格が得られます。

「司書補」の取得条件

「司書補」は、図書館法に基づく職種で、司書の仕事を補助する立場の人です。
「司書補」の資格を得るには、次の条件が必要です。

  • 高校・中等教育学校卒業、または高等専門学校3年修了
  • 文部科学省が委託した大学等が行う「司書補講習」の修了

講習は夏休みなどの短期集中で行われることが多く、社会人や主婦の方でもチャレンジしやすいです。

「司書教諭」になるには教員免許が必要

「司書教諭」は、先生の免許を持つ人だけが取れる資格です。学校の図書館を専門的に担当する教員のことで、以下のような条件があります。

  • 小・中・高、または特別支援学校の教員免許を持っている
  • 大学に2年以上在学し、62単位以上を修得している

そのうえで、文部科学省の委嘱を受けた大学などで「司書教諭講習(5科目10単位)」を受けると資格を得られます。


「学校司書」は資格制度がないことも説明

「学校司書」という職業には、国家資格や法的な資格制度はありませんけれども、多くの自治体や学校では、次のような条件を採用時に求めることが多いです:

  • 司書の資格を持っていること
  • 司書教諭の資格、教員免許、または実務経験があること

正式な資格はなくても、「図書館で働く経験」や「子どもと接する力」が求められる職業です。


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司書・司書補・学校司書・司書教諭のちがいを比較!

ここでは、「司書」「司書補」「学校司書」「司書教諭」の4つの職種について、働く場所・仕事内容・資格・お給料などをわかりやすく比べてみましょう。

どこで働くのか

  • 司書: 公共図書館(市立・県立など)、大学図書館、専門図書館など
  • 司書補: 公共図書館、大学図書館など(主に司書のサポート)
  • 学校司書: 小・中・高校の図書室(司書教諭と連携)
  • 司書教諭: 学校(教員として勤務、授業も受け持つことあり)

どんな仕事をするのか

  • 司書: 本の選定・管理、利用者対応、読書イベント、情報検索など
  • 司書補: 貸出・返却、配架、本の整理など補助的な業務
  • 学校司書: 子どもへの読書支援、本の整理、図書室の運営など
  • 司書教諭: 授業支援、図書館活用指導、読書活動の推進

どんな資格が必要か

職種必要な資格
司書大学で指定科目の単位を取得/司書講習修了など
司書補高校卒業以上+司書補講習修了
学校司書特に資格なし(司書資格などがあると有利)
司書教諭教員免許+司書教諭講習修了

お給料や雇用のちがいもチェック

職種雇用形態平均的な給与
司書正規または非正規月給17万〜18万円(非正規)/月給40万円以上(公務員)
司書補多くが非正規時給1,000〜1,500円程度
学校司書多くが非常勤時給1,000〜1,500円程度
司書教諭教員(地方公務員)月給40万円程度、教員と同じ水準

図書館や学校で働くための道はいろいろあります。
自分がどのような働き方をしたいかによって、目指す資格や職種を選ぶことが大切です。

少しずつ情報を集めながら、未来の自分に合った道を探してみてくださいね。

しぃしぃ
しぃしぃ

働くなら司書教諭ね!

びぶーん
びぶーん

お給料としては司書教諭が高いですね。さすが教員(地方公務員)!

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まとめ:「司書」が正式名称!でも他にも役割はいろいろ

「図書館司書」は通称、「司書」が本当の資格名

図書館で働く人のことを「図書館司書」と呼ぶことが多いですが、正式な資格名は「司書」です。これは図書館法で定められた専門職であり、大学で必要な単位を取ることで取得できます。

「図書館司書」は、あくまで一般的な呼び方にすぎません。

「司書」以外にも、「司書補」「学校司書」「司書教諭」など、図書館や学校で働くためのさまざまな職種があります。

それぞれの働く場所や役割、資格の取り方が違うので、自分の目標やライフスタイルに合った道を選ぶことが大切です。

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