「もう疲れた……。何をどうすれば、夫婦で仲良くできるのか分からない」
- 口を開くと喧嘩ばかり、もうどうすれば…疲れた…。
- 二人の関係はもう終わりかも知れない…。
- 夫婦関係を改善したいけど、もうどうすればいいか分からない…。

分かります。話し合う時間を持てばどうにかなると思っていたけど、どうも話し合ってもうまくいかなくて疲弊してしまいますよね。
もう私も、夫婦関係では年中悩んでいました。しかし、本を読んで夫婦とは?と勉強をしているとその姿を見たパートナーがお互いに良い関係になるために「努力してくれているんだ」と好意的なまなざしを向けられたことは事実ありました。
そこで、本記事では、夫婦関係を本当に改善するために「夫婦関係に特化した本」だけでなく、「複数分野にまたがる知識」 が必要であるという考え方に基づき、本当に役立つ書籍を悩み別に分けました。

夫婦関係に関する本ってAmazonで調べると4000冊以上あるの。全部読んでられないから今回は、厳選した14冊をあなたの抱えるお悩みに合わせてご紹介しますね!
夫婦関係の改善には、以下の3ステップが効果的です。
- ステップ1:自分の傷・わだかまりに気づき、手当てしてあげる(自分を理解する)
- ステップ2:相手の傷・わだかまりにも目を向けて、観察・共感する(相手を理解する)
- ステップ3:二人の今の問題に向き合う(夫婦関係改善に向けて話し合う)
紹介する本も、このステップや、夫婦の核心的な課題に沿って分類しました。
1. 夫婦の認識の「ズレ」を科学的に解明したい
夫婦喧嘩の多くは、男女の思考様式や脳の働きの違いから生じます。違いを理解し、尊重することが感情的な衝突を減らす鍵となります。
『妻のトリセツ』(黒川伊保子 著)
こんな悩みに効く!
- 夫である自分には理解しがたい妻の怒りや不機嫌の理由が知りたい
- 「急に怒り出す」「過去のことをまた言われる」など、妻の言動が理不尽に感じてつらい
- コミュニケーションのズレを減らし、家庭のストレスを軽くしたい
特徴
脳科学者である著者が、女性脳の仕組みをベースに「妻はなぜ怒るのか」を徹底解説。女性脳特有の“共感回路”や“安心を求める思考パターン”を理解することで、夫側が取るべき行動や声かけが具体的にわかる一冊。「理不尽」に見える行動の理由が腑に落ち、夫婦関係を改善する実践的なヒントが得られる。

「妻のトリセツ」は、理不尽に怒り出す妻の行動や感情の理由が分からず困っている夫の方にオススメ!マンガもあるから分かりやすいマンガで学ぶのもオススメ!
『夫婦脳 夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか』(黒川伊保子 著)
こんな悩みに効く!
- 男性と女性の考え方の差が大きすぎて、「価値観が違いすぎる」と悩んでいる
- 相手の反応や行動の意味がわからず、いつもすれ違いが起きてしまう
- 違いを“理屈ではなく根本から”理解したい
特徴
男女の考え方が一致しない理由を、脳科学と進化論の両面から徹底解説。夫婦がまったく同じ反応にならないのは「役割が違うから」であり、遺伝子の適応戦略だと説明している。価値観の違いを“しょうがないもの”として受け入れられるようになり、夫婦の対立が和らぐ「根本理解」が得られる。

「察し力」の女性脳と、「鈍感力」の男性脳。その謎が解ければ、夫婦の仲も変わるはず……。まずはお互いの違いを知っておきましょう!
『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』(五百田達成 著)
こんな悩みに効く!
- 「察してよ!」と「言ってくれなきゃわからない!」の繰り返しで疲れている
- パートナーと話すといつもかみ合わない
- 仕事・恋愛・夫婦生活のすべてで男女のコミュニケーションギャップに悩んでいる
特徴
男性は“察しない”、女性は“説明しない”というシンプルな前提から、男女の会話がズレる理由を体系的に整理。各シーンごとにどう話せば通じるのかが明確に書かれており、日常会話にすぐ使える実践メソッドが満載。特に、「男にはこう言う」「女にはこう伝える」の具体例がわかりやすいと評判。

「男と女は違う言葉を話している」というほど違う男女の頭の中。どうコミュニケーションを取っていいか分からなくなった方におすすめ!!
2. 産後や子育てで夫を「嫌い」になってしまった(ステップ1, 2)
実際、子どもが生まれると環境変化によって心身の負担も大きく、この時期にお互いに「冷めた」「もう一生嫌い」という感情的になりやすい時期でもあります。子育ての時期は、夫婦関係満足度が低くなりがちで、夫婦関係の再構築が求められる重要な時期となります。
『産後クライシス』(ポプラ新書)
こんな悩みに効く!
- 出産後、夫への愛情が薄れたと感じる
- 夫にイライラしてしまい、自分でも理由がわからずつらい
- 産後に夫婦関係が急激に悪化してしまった
特徴
産後クライシスが起こるメカニズムを科学的データで説明し、夫婦の「愛情曲線」が男女でどう違うのかを可視化。なぜ愛情が急激に冷めたように感じるのか、その構造を理解することで、感情を責めずに対処法を考えられる一冊。本人もパートナーも「原因を言語化できる」ため、関係再構築がしやすくなる。
『知っておくべき産後の妻のこと』
こんな悩みに効く!
- 「妻に嫌われてる…でも理由が全然わからない」
- 妻の態度が激変し、どう対応すればいいかわからない
- ガルガル期や産後の情緒不安の仕組みを論理的に知りたい
特徴
統計データ、脳科学(オキシトシンの変動など)、医学的知見をもとに産後の妻の心と身体の変化を徹底解説。男性が「感情ではなく理屈」で理解できる説明が多く、突然の不機嫌や怒りの本当の原因が腑に落ちる内容。妻の変化を“人格ではなく生理的変化”として理解でき、適切な寄り添い方が見える。
『おとなが育つ条件 ―― 発達心理学から考える』(岩波新書)
こんな悩みに効く!
- 「当事者意識がない」と妻に責められてしまう
- 育児や家事で“大人の役割”を求められ、うまく応えられない
- 自分はなぜ動けないのか、根本的な理由を知りたい
特徴
発達心理学の視点から「大人とは何か」を定義し、特に“ケアの心と力”を大人の核心と位置付ける名著。これまでケアを期待されず育ってきた男性が、なぜ育児場面で適応しづらいのかを丁寧に説明。育児を通じて“おとなになる”プロセスが描かれており、男性に深い気づきを与える一冊として高評価。
『ほしいのは「つかれない家族」』
こんな悩みに効く!
- 家事・育児の負担が重すぎて限界
- ワンオペ状態が続いて心も身体も疲れている
- 夫婦でうまく負担を分ける方法を知りたい
特徴
著者自身のワンオペ経験を土台に、夫婦が“疲れない”ための仕組みづくりを漫画でわかりやすく解説。役割分担を「男だから・女だから」ではなく“個人差ベース”で決めるという実践的な考え方を提示。感情論ではなく構造改善を目指す内容のため、すぐに家庭で使えるヒントが多いと人気。
3. 感情的な「わだかまり」を解消し、関係を根本から再構築したい(ステップ1, 2)
夫婦関係がこじれている場合、まずは表面的な話し合いの前に、感情的な問題やわだかまりを解きほぐすことが大切です。
『夫は、妻は、わかってない。 – 夫婦リカバリーの作法』(安東秀海 著)
こんな悩みに効く!
- 話し合いをしても毎回ケンカで終わってしまう
- 何度話しても根本原因が解決せず、同じ問題を繰り返してしまう
- 気持ちがすれ違ってしまい、相手に本音が伝わらない
特徴
夫婦問題を「コミュニケーション」「価値観」「感情」の三層構造で捉え、特に最下層に溜まった“感情=わだかまり”こそが問題の本質だと指摘。表面的な話し合いではなく、まずは感情をほぐす“根本治療”が重要だと教えてくれる。衝突を減らし、深い理解へ進む実践的なステップが学べる。
『愛を伝える5つの方法』(ゲイリー・チャップマン 著)
こんな悩みに効く!
- 愛しているのに、なぜか相手に伝わらない
- パートナーの愛情を感じられず、不安や寂しさが募る
- 夫婦のすれ違いが「気持ちの伝え方の違い」だと気づきたい
特徴
人にはそれぞれ“愛の言語”があり、言葉・時間・贈り物・サービス・スキンシップという5種類のうち「どれが響くか」が異なることを体系化。この“愛の一次言語”のズレがすれ違いの原因だと明解に示し、相手に伝わる形で愛情を届ける方法がわかる。夫婦関係を立て直す時の定番の一冊。
『私をギュッと抱きしめて ― 愛を取り戻す七つの会話』
こんな悩みに効く!
- 冷えた夫婦関係をもう一度深めたい
- 会話のたびに傷つけ合ってしまう悪循環から抜け出したい
- 夫婦の絆(愛着)を回復したい
特徴
EFT(感情焦点化療法)に基づき、夫婦が無意識に陥る“悪魔の対話”を抜け出し、互いの不安や求めを安全に共有する方法を解説。愛着を土台にした「健全な依存」へ導き、夫婦が再び安心して寄り添える関係に戻るための実践ガイド。会話の質を変える強力なステップが学べる。
『人生は捨て』(川原卓巳 著)
こんな悩みに効く!
- 執着やこだわりで心がいつも疲れてしまう
- 相手に期待しすぎて苦しくなる
- 夫婦間の小さな不満や執着を手放し、もっと穏やかに過ごしたい
特徴
不要な執着を手放し、人間関係のしんどさを軽くする方法を紹介。夫婦間で積み重なった“小さなこだわり”を整理し、心にゆとりを取り戻すためのヒントが満載。相手の行動に過度に反応してしまう人や、気持ちの余裕をつくりたい人にとって特に役立つ内容。
4. ケンカを減らし、話し合いのスキルを身につけたい(ステップ3)
「ケンカができるほど仲が良い」という側面もありますが、重要なのはその表現方法(伝え方)と終わり方です。
『夫婦・カップルのためのアサーション:自分もパートナーも大切にする自己表現』(野末武義 著)
こんな悩みに効く!
- 言いたいことを我慢してしまい、気持ちが溜まりがち
- 逆に、言いすぎて攻撃的になってしまう
- もっと対等に、落ち着いて話せる力を身につけたい
特徴
相手も自分も等しく大切にする“アサーション”という自己表現スキルを体系的に学べる一冊。攻撃的(アグレッシブ)でも非主張的(パッシブ)でもない“第三の選択肢”を身につけられる。理論とトレーニング方法がセットで紹介され、夫婦・カップルがそのまま使える実践書として優秀。
『 マンガでやさしくわかるアサーション』
こんな悩みに効く!
- 相手の話を最後まで聞けず、会話が途切れてしまう
- 傾聴が苦手で、つい自分の話ばかりしてしまう
- 夫婦で気持ちを共有する会話のコツを知りたい
特徴
マンガ形式でアサーションの基本を直感的に学べ、苦手意識がある人でも入りやすい構成。相手と“同じビジョンを共有する”ことの重要性がわかり、聞くスキルが自然と向上。難しい理論よりも「まずは会話を楽にしたい」という人にぴったりの入門書。
5. 価値観の違いやチームとしての在り方に悩んでいる
夫婦関係の質を高めるためには、共通の目標を持ち、課題を適切に処理する視点が不可欠です。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎 著)
こんな悩みに効く!
- 価値観の違いで衝突しやすい
- 相手に自分の正しさを押し付けてしまう
- 家族間の距離感・境界線がうまく取れずに疲れてしまう
特徴
アドラー心理学の中心概念「課題の分離」を通じて、“どこまでが自分の責任で、どこから先は相手の課題なのか”を明確にできる一冊。夫婦関係における過干渉や価値観の衝突を減らし、必要以上に相手をコントロールしようとする思考から自由になれる。家庭内の平和をつくるための境界線の引き方が学べる。
『夫婦ワンチーム』(じママ)
こんな悩みに効く!
- 夫婦を「恋人」から「同じ未来をつくるチーム」に進化させたい
- 家事・育児・仕事の役割がバラバラで、達成感が共有できない
- もっと協力し合い、同じ方向を向きたい
特徴
夫婦が“共通の目標”に向かい、互いが納得して資源(時間・労力・思考)を投入する「ワンチーム思考」を提案。夫婦が最高の味方となり、家が安心の拠点になるための実践メソッドが満載。対立を減らし、同じ方向に進むためのチーム作りのコツがわかる。
『対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係』(水島広子 著)
こんな悩みに効く!
- 相手への「役割期待のズレ」でイライラしてしまう
- 夫婦の不満が“性格の問題”だと思ってしまう
- もっと落ち着いて関係性を見つめ直したい
特徴
夫婦関係のストレスを“役割期待のズレ”として整理し、問題の原因を「人格」ではなく「不和のパターン」に見出すアプローチ。夫側・妻側の両方の視点からズレを具体的に理解できる。余計な責め合いを減らし、より機能的な関係性を築くための診断的かつ実践的な内容。
6. セックスレスや性生活の不満で悩んでいる
セックスレスは、単なる肉体的な問題にとどまらず、互いの感情やコミュニケーションの欠如をセックスレスを題材とした小説を深く考察することで課題を浮き彫りにします。

すごくセンシティブな問題だからこそ、様々な物語を読んで、問題に取り組みましょう!
『したいとか、したくないとかの話じゃない』(足立 紳 著)
こんな悩みに効く!
- セックスレスをきっかけに夫婦関係全体を見直したい
- 「夫婦とは何か」「性と愛情の位置づけ」を考え直したい
- 子育て・家族の役割・夫婦の未来像に疑問が生まれている
特徴
現代の夫婦が抱える“性の問題”を切り口に、家族のあり方そのものを問い直す小説。妻は「セックスがなくても夫婦は成立するのか」と問い、夫は反発する――という対立を軸に、価値観の違い、すれ違い、家族としての連帯の意味を深く描く。性の問題を「勝ち負け」や「欲の多寡」ではなく、夫婦の根本的な対話として捉え直すことができる。
『Red』(島本理生 著)
こんな悩みに効く!
- セックスレスから自信を失ったり、女性・男性としての自己肯定感が揺らいでいる
- 「このままの私でいいのか」と不安になる
- 恋愛・結婚・自己実現のバランスに悩んでいる
特徴
恵まれた生活の中でセックスレスに悩む主人公が、かつての恋人との再会を通して“自分自身の生き方”を見つめ直す物語。性愛の不満が心の奥に潜む孤独や不安とどう結びつくのかを繊細に描く。セックスレスを単なる“夫婦間の問題”ではなく、自己の存在価値や欲求、人生の選択に関わるテーマとして深く掘り下げている。
まとめ:夫婦円満を築くための核心的な教訓
多くの書籍や研究結果から、夫婦円満を長く維持するためには、特別なことよりも日々の小さな努力と相互理解の積み重ねが重要だということが分かります。

夫婦関係は維持するために意識的な努力が必要です。
今回、脳科学、心理学、夫婦療法など、多岐にわたる専門分野から厳選された本を通じて、夫婦円満の一歩を踏み出してください。夫婦関係に関する「男と女」の生物的な違い、出産を機に変わる環境変化、傾聴して聞くという最強の夫婦円満術、セックスレス問題について本を読むことで幸せな生活へと一歩を踏み出しましょう。
ぜひ今日から、気になった1冊を手に取り、小さな一歩を踏み出してみてください。その積み重ねが、あなたとパートナーの関係をより深く、温かいものへと変えていくはずです。



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