【デルフォニックス歴史ガイド】ロルバーン誕生、世界を魅了する文具ブランドの軌跡

【デルフォニックス歴史ガイド】ロルバーン誕生、世界を魅了する文具ブランドの軌跡 エッセイ
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「読書ノート書きたいけど、何がいいんだろう?」

読書ノートを探し始めるとき必ず出会うロルバーンのポケット付メモ Lサイズ。このロルバーンのデザインが多種多様で文房具なのに「コレクションしたい」ほど「沼る」ブランドとなっています。多くの文具愛好家を魅了し続けているブランド、ロルバーンを創り出したデルフォニックスとはどのような会社なのか?

しぃしぃ
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ロルバーンのデザインは限定も多くて収集してしまうわ!かわいいしおしゃれ!

デルフォニックス(DELFONICS)「Stationery that frees your creativity.(文具は、実用的であるだけでなく、使う人の感性や創造力を自由にするものでありたい。)」を掲げるこのブランドの深い歴史と、その代名詞ともいえる「ロルバーン」シリーズの魅力を、この記事で徹底的に深掘りしていきます。

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デルフォニックス誕生秘話:若き創業者の情熱が原点

デルフォニックス誕生秘話

株式会社デルフォニックスが設立されたのは、1988年10月です。しかし、その「ものづくり」は会社設立前年の1987年に、日付を自分で書き込めるタイプのフリーダイアリーからすでに始まっていました。

創業者の佐藤達郎氏は、大学卒業後に雑貨、小売、メーカーといった多様な分野で経験を積んだ後、30歳を目前にして「このままで本当にやりたいことができるのか」という漠然とした違和感を抱き、独立を決意。

佐藤氏が文房具に注目したのは、当時の市場では、機能性や利便性を追求したビジネス向けのものや、アメリカのポップな輸入品が主流で、デザイン性に優れたものがほとんどなかったことです。DCブランドブームでファッションは進化しても、手帳などの小物までこだわる男性は少なかったと佐藤氏は語っています。

しぃしぃ
しぃしぃ

確かに男性の手帳って言ったら黒しかなかったイメージだわ!

そこで「服装に合わせて持てる手帳がほしい」という自身の思いから、文房具のデザインに新たな価値を見出しました。文房具を「能動的で知的なアイテム」であり、「頭が動いている時、適度な知的興奮状態の時に使う道具」として捉え、その魅力に惹かれたのです。

創業当初は佐藤氏一人で、デザインから営業まで全てをこなすメーカーとしてスタート。すぐに店舗を持つことは難しかったものの、「将来お店をやってみたい」という強い思いを常に抱いていたといいます。

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「文具は文化の入り口」:デルフォニックスの揺るぎない理念

引用:デフォルニックスHP

デルフォニックスのブランド哲学は、創業以来一貫しています。1本のペンと1枚の紙から生まれる文化は、無限大である」という考えのもと、文具は道具であると同時に文化の入り口でもあると捉えています。デルフォニックスは、文具が「実用的であるだけでなく、使う人の感性や創造力を自由にするもの」でありたいと考えています。

びぶーん
びぶーん

1本のペンから綴られる文字が高層ビル群を建てて、街をデザインするように文具は「文化の形成」のはじまりだととらえたんだね!

デルフォニックスは、デルフォニックスブランドの文具を選ぶときの気持ちが、本や音楽、映画を選ぶ気持ちと同じように情熱を持って選ばれたいと思っています。この理念は、「文具や文具店をカルチャーとして伝えていくこと」そして「文具を通し、毎日の生活を少しずつ豊かにしていくこと」というブランド哲学として明文化されています。

デザインにおける重要な判断基準は、知的であるか、どうかです。

佐藤社長は、「バート・バカラックの音楽のような文房具を作りたい」という思いがあると語っており、それは「メロディーに艶っぽさや色気があって、繰り返し聞いても飽きない、古いのに新しく感じる」ような普遍性のあるデザインを意味します。過剰な装飾を排しつつも、単調ではない「シンプルだけど、どこかチャーミング」な、細部に宿る「色気」こそが、デルフォニックスらしさであるとされています。

しぃしぃ
しぃしぃ

そうなのよ!ロルバーンのポケット付メモ Lサイズはシンプルなデザインに見えるけど「色気」があるのよね!!分かる!

ロルバーン ポケット付メモ L

もはやロルバーン カスタマイズというジャンルも生み出されるほどに熱狂的なファンを持つデルフォニックスから、発売される文房具はシンプルながらも「色気」を持ち、自分の「唯一無二」を持ち歩くファッション文化と化している。
シンプルだけどチャーミング。を体現した日本初の商品は文房具好きの胸を高鳴らせ続けている。

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デルフォニックスの沿革

ダイアリーからロルバーン、そして世界へ。デルフォニックスの歴史は、革新的なプロダクトと挑戦の連続です。

1987年:日付を書き込めるフリーダイアリーから、デルフォニックスのものづくりが始まる。

1988年株式会社デルフォニックスが設立。翌年に日付入りダイアリーのデザイン・生産を開始。ユニークで新しいデザインアプローチは、従来の文房具市場だけでなく、雑貨店やファッション業界からも注目を集めた。1989年には日付入りの手帳が初登場し、1990年代には合皮や本革製など、表紙のバリエーションが飛躍的に増加。特にグラフィックデザインと、レッドやイエローといった発色の良い色を組み合わせたヨーロッパらしいシンプルデザインが好評を得た。現在も定番であるリネン素材のシリーズもこの頃に制作が始まっています。

1995年:ダイアリーと並ぶ定番アイテムとなるフォトアルバムのデザイン・生産が開始。この年、初めての展示会も開催され、デザインステーショナリーメーカーとしての認知が徐々に広がっていく。

1997年:オリジナル商品の魅力とその世界観をより伝えるため、初のメーカー直営店となる「Smith渋谷」(後のDELFONICS渋谷)をオープン。DELFONICSはメーカーのフラッグシップショップとして、一方Smithは文具のほか幅広く雑貨を扱う、より親しみやすいセレクトショップとして展開しました。
(DELFONICS 渋谷は、2022年2月23日をもって営業を終了)Smithヒカリエ:SNS X:smith_hikarie

2001年:現在、デルフォニックスを代表するアイテムの一つ「Rollbahn(ロルバーン)」の「ポケット付メモ」が誕生。ロルバーンは、元々「時計」のブランドとして始まり、「滑走路」という意味を持つドイツ語に由来。ポケット付メモのコンセプトは「切り離して、貼る、保管する、人に渡す」ための「メモ」であり、そのデザインは色展開以外、現在まで変わっていない。

2004年ロルバーンの生産拠点が中国から日本国内へと移行します。

2008年:月間カレンダーを備えた「ロルバーンダイアリー」が、2008年版の1月始まりとして登場。ベーシックカラー5色で発表され、イエローやダークブルーといった代表カラーはこの時からラインナップされていた。ロルバーンダイアリーは、「ポケット付メモとダイアリーを一冊にまとめたい」というデザイナーの思いから商品開発がスタートし、現在のスマートな構成が誕生。

2011年:デルフォニックスは、海外からの需要の高まりを感じ、パリに直営店をオープン。パリ出店は、ルーヴル美術館の地下にある「カルーゼル・デュ・ルーヴル」からの予期せぬオファーがきっかけである。東日本大震災の影響など、多くの困難を乗り越えての実現にパリの反響は良好で、『VOGUE』などのファッション誌も取材に訪れ、日本の「きめ細やかな接客」や「質の高いものづくり」が海外でも高く評価されることを再認識する機会となった。

2019年:株式会社トーハンがデルフォニックスを連結子会社化。

2021年:BeeCruise株式会社のサポートを受け、東南アジア最大級のECモール「Shopee」(台湾、シンガポール、マレーシア、タイ)と「Lazada」(マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ)に「DELFONICS」ストアを開設し、海外EC展開を強化したとこより、さらに多くの国でデルフォニックスの商品が手に入るようになった。

今日、デルフォニックスはペン、手帳、ノート、ファイル、ポーチ、ファッション雑貨、インテリアなど、多岐にわたるオリジナルステーショナリーや雑貨を企画・デザイン・販売している。

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ロルバーンシリーズの魅力:なぜこれほど愛されるのか?

デルフォニックスの代表的なアイテムである「ロルバーン」シリーズは、その誕生から多くのユーザーに支持されてきました。その魅力5つにまとめてみました!

  1. 名前の由来と普遍性
  2. シンプルかつ多様なデザイン
  3. 優れた機能性
  4. 高いカスタマイズ性
  5. 多様な活用シーン

1. 名前の由来と普遍性 ロルバーン(Rollbahn)は、ドイツ語で「滑走路」という意味を持ちます。これから飛び立つ「滑走路」というコンセプトは、ノートを記述するすべての人の飛び立ちの成功を願う意味でも日常を記録するノートに希望という普遍的な魅力を与えています。

2. シンプルかつ多様なデザイン ロルバーンのデザインは「シンプルで飽きのこない」ことが特徴です。一方で、多彩なカラーバリエーション、シーズンごとの限定色、アーティストやキャラクターとのコラボレーション柄など、非常に豊富な表紙デザインが展開されており、選ぶ楽しさがあります。この多様性が、多くのユーザーが「沼る」要因の一つとなっています。

しぃしぃ
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パリのルーブル美術館限定も欲しいし、脇田あすかさんとのコラボも欲しいし、成田国際空港 第1ターミナル限定も欲しい!!沢山ありすぎて集めたくなっちゃう!!

3. 優れた機能性

  • リング式でフラットに開く:ロルバーンの多くはリング式を採用しており、どのページを開いても完全にフラットな状態になるため、ページの隅々までストレスなく書き込めます。また、360度折り返して使えるため、狭い場所でも省スペースで筆記可能です。
  • 自由度の高い5mm方眼罫:中紙は全ページに5mm方眼罫が印刷されています。文字の大きさを揃えやすいだけでなく、図やイラスト、表なども自由に描けるため、マインドマップや相関図の作成にも便利です。
  • ミシン目入りページ:全ページにミシン目が入っているため、不要なページや記録を切り離して、きれいに破棄したり、保管したりすることができます。使い終わったマンスリーカレンダーを切り取って巻末のクリアポケットに収納する、といった活用も可能です。
  • 巻末クリアポケット:通常5枚(ロルバーンダイアリーは12枚)のPP製クリアポケットが巻末に付属しています。読んだ本の書影、レシート、資料、お気に入りのシールなどをまとめて保管できるため、ノートと一緒に必要な情報を管理できます。ポケットには厚紙の台紙が入っており、収納物の凹凸を軽減してスムーズな筆記環境を保つ工夫もされています。
  • 厚手の表紙と裏表紙:硬い表紙は下敷きなしで立ったままメモを取るのに便利です。特に裏表紙は厚手のクラフト紙でできており、タフな使用にも耐え、ゴムバンドの食い込みによる折れを防ぐ役割も果たしています。
  • 上質な紙質:インクが滲みにくく裏抜けしにくいクリーム色の上質紙が使用されています。万年筆やゲルインクボールペンなど様々な筆記具との相性が良く、滑らかな書き心地を提供します。目に優しいクリーム色は、長時間の筆記でも疲れにくいと言われています。

 

4. 高いカスタマイズ性 ロルバーンは、リングを外してリフィルの入れ替えが可能で、自分好みにシステム手帳化するユーザーもいます。また、デルフォニックスからは専用のクリアカバー、ブックマーク、インデックスシートなど、様々なアクセサリーが販売されており、見た目をデコレーションしたり、機能性を高めたりして、世界に一つだけのオリジナルノートを作り上げることができます。

5. 多様な活用シーン ロルバーンは、その高い自由度から非常に多様な使い方ができます。読んだ本の要約、感想、印象に残った言葉などを記録する読書ノートとして非常に人気が高く、多くのユーザーがSNSで活用術を発信しています。その他にも、日記、バレットジャーナル、スケジュール管理、アイデアメモ、勉強ノート、旅の記録など、あらゆる用途で活用され、日々の生活を豊かにするツールとして愛されています。

ロルバーン ポケット付メモ L

優れたデザイン、機能、カスタマイズの楽しみを備えたロルバーン。「滑走路」の名前の通り、一本のペンから書く人の夢や未来を設計していくノートの物語は、デルフォニックスのブランド哲学である。1本のペンと1枚の紙から生まれる文化は、無限大である」という文具に込められたデフォルニックスそのものである。
一度手に取り、未来を創る滑走路を駆けだす魅力は他のノートでは得られない高揚感といえよう。

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まとめ:デルフォニックスがこれからも紡ぐ文具文化

デルフォニックスの歴史は、創業者の文具への深い愛情と、「文具を文化として育み、伝えていきたい」という一貫した理念によって彩られています。

実用性だけでなく、使う人の感性や創造力を刺激し、日々の生活を豊かにするデザイン。その追求が、デルフォニックスを唯一無二の存在たらしめています。

しぃしぃ
しぃしぃ

私はロルバーン ポケット付メモ Lのコレクションをはじめるわ!おしゃれでかわいいものを集める!!

これからもデルフォニックスは、文具の新たな価値を創造し、私たちに「書く楽しみ」「選ぶ楽しみ」を提供し続けてくれるでしょう。

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