「中公新書って、なぜこんなに“すごい”の?」
本好きの人なら、一度はその表紙の「深緑」を見たことがあるでしょう。中央公論新社が1962年に創刊した中公新書は、日本で長い歴史を持つ新書シリーズのひとつです。
半世紀以上にわたり、「時代を読み解く知識のプラットフォーム」として、政治・経済・歴史・文化・科学まで幅広いテーマをカバーしてきました。とくに歴史分野の充実ぶりは圧倒的で、戦国から現代史、そして海外史まで、専門家の知見を“やさしい言葉”で伝えることを大切にしています。

日本が戦争していた時の歴史本とかって中公新書が圧倒的よね!!
中公新書の特徴は、大学教授や第一線の研究者が執筆しながらも、読者目線を失わない構成にあります。難しいテーマを中高生にも伝わるようにかみ砕いた文体は、まさに“教養の入口”として最適。どの1冊をとっても、読むほどに世界が広がる名著ばかりです。

中公新書の深緑は、まさに、信頼の堅さですね!
この記事では、そんな中公新書の魅力を余すことなく紹介しつつ、「すごい!」と心から思えるおすすめ37冊を厳選しました。
読書好きはもちろん、「教養を身につけたい」「話の引き出しを増やしたい」という方にもぴったりです。
ぜひお気に入りの1冊を見つけてください。
- 中公新書の魅力
- 中公新書すごいおすすめ37選
- 1.日本の後宮
- 2.琉球処分
- 3.福音派
- 4.サッチャー ― 鉄の女の実像
- 5.教養主義の没落
- 6.筋肉はすごい
- 7.神道とは何か 増補版
- 8.三位一体―父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎
- 9.名水と日本人 起源から百名水まで、文化と科学でひもとく
- 10.教養としての建築入門
- 11.肉食の思想
- 12.物語 イギリスの歴史
- 13.佐藤栄作
- 14.田中角栄
- 15.物語 数学の歴史
- 16.醤油・味噌・酢はすごい
- 17.北海道を味わう
- 18.帝国日本のプロパガンダ
- 19.日本鉄道史 幕末・明治篇(著:老川慶喜)
- 20.日本鉄道史 大正・昭和戦前篇(著:老川慶喜)
- 21.日本鉄道史 昭和戦後・平成篇
- 22.日本近代文学入門
- 23.イノベーションの科学
- 24.デジタル化する新興国: 先進国を超えるか、監視社会の到来か
- 25.ヴィクトリア朝の性と結婚
- 26.時間と自己 ― 哲学的人間学の試み
- 27.中世都市鎌倉を歩く
- 28.戦後民主主義 ― その思想と運命
- 29.人はなぜ結婚するのか
- 30.雑草散策 ― 身近な植物のしたたかな生き方
- 31.日ソ戦争 ― 破られた中立条約
- 32.エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主
- 33.日本アニメ史 ― 映像文化のメディアミックス
- 34.近代日本の官僚 ― 政治と行政のはざまで
- 35.イタリア食紀行 南北1200キロの農山漁村と郷土料理
- 36.すごい進化 「一見すると不合理」の謎を解く
- 37.天使とは何か: キューピッド、キリスト、悪魔
- まとめ
中公新書の魅力
「新書」と聞くと、岩波新書・講談社現代新書・ちくま新書など、数多くのシリーズが思い浮かびますよね。
その中でも、中公新書が長年にわたって読者から信頼され続けている理由は、“知識の深さと読みやすさの絶妙なバランス識にあります。

一番の魅力は政治・文化・宗教・歴史・建築・宇宙・幅広いテーマが学術的知識で裏付けされた信頼が中公新書にはあります。
中公新書は、専門的な研究を背景にしながらも、語り口がやさしく、高校生や一般読者でもスッと理解できる構成が特長。
たとえば「歴史」をテーマにした場合、単なる出来事の年表ではなく、「なぜそうなったのか」「その後にどう影響したのか」という“流れ”を大切にしており、読めば社会を見る視点が一段深くなるのです。
また、他の新書との違いとして、執筆者の質と編集方針の安定感が挙げられます。
中公新書は中央公論新社の長い編集経験を活かし、第一線の研究者や大学教授を中心に執筆を依頼。
そのため、どの一冊を選んでも内容の信頼度が高く、引用や学び直しの資料としても安心して使えます。

中央公論新社に勤めている方の性格まで分かっちゃいそうな安定感!
さらに、中公新書のもうひとつの魅力が「装丁とシリーズの統一感」。
深いグリーンの背表紙は本棚に並べると美しく、知的で落ち着いた雰囲気を感じさせます。
コレクションとして揃えたくなるファンが多いのも、このデザインの力です。
つまり中公新書は――「専門性」と「やさしさ」が同居した理想的な学校の先生といえるでしょう。
これこそが、多くの読者が何十年も中公新書を選び続ける理由です。
どんなテーマの本を読んでも、「なるほど、そういう見方があったのか」と新しい発見があり、
読後には自分の中の“教養の地図”が少し広がっているのを感じるでしょう。
中公新書すごいおすすめ37選
1.日本の後宮
あらすじ:
天皇に仕える女性たちが暮らした「後宮」。本書は古代から近代まで、日本独自の後宮文化をたどり、女性の立場や恋愛観、政治的な役割を軽やかに描き出します。文学と現実が交差する“女の空間”を、ユーモラスかつ鋭い視点で読み解きます。
魅力ポイント:
エッセイスト酒井順子が放つ、知的で毒のある女性史。歴史の裏に生きた女性たちの「感情と戦略」が見えてきます。教科書では語られない“日本の宮廷のリアル”を覗ける一冊。

男性君主のために集められた女性たち。中国ではよく聞くけど日本にもあった!日本の後宮の実態に迫る貴重な一冊!
2.琉球処分
あらすじ:
明治政府が琉球王国を日本へ組み込んだ「琉球処分」。本書は沖縄出身の作家が、その出来事の経緯と背景、そして琉球人の苦悩と誇りを描きます。日本の近代化の陰で起こったもう一つの「併合の物語」です。
魅力ポイント:
専門は日本近代史の著者が描く魂の記録。中央と辺境、国家と民族のはざまで揺れる人々の姿が胸を打ちます。日本史を「本土目線」だけで見ない大切さを教えてくれる名著です。

昔、沖縄は琉球王国だったのよね。その琉球が日本に強制合併される過程において何が起こったのか?!国がなくなる思いをした琉球の人たちの目線も忘れていない日本の真実に迫った一冊ね!
3.福音派
あらすじ:
アメリカ政治を動かし、世界に影響を与える「福音派(エヴァンジェリカル)」とは何か? 本書はキリスト教の中でも特に保守的な運動の歴史と思想、そして日本社会への波及を丁寧に解説します。
魅力ポイント:
宗教社会学の第一人者が、信仰と政治の接点を読み解く。宗教を通じて“世界の動き”を理解できる一冊です。ニュースの背景がぐっと深く見えるようになります。

福音派の影響力は甚大で微細ではない。信仰と政治の接点を浮き彫りにしてくれる名著です!
4.サッチャー ― 鉄の女の実像
あらすじ:
英国初の女性首相マーガレット・サッチャー。彼女はいかにして国を変え、世界を動かしたのか。本書はその生涯を克明にたどり、信念の政治家としての姿を浮かび上がらせます。
魅力ポイント:
冷戦下のリーダーシップを描きつつ、“強い女性像”の裏にある孤独や矛盾にも迫る。政治家の伝記としても、人生論としても深く響く一冊です。

日本でも女性初の総理愛人が生まれたわよね。その裏で矛盾を抱える女性と男性がいる。どのようにして国を動かしていったのか分かりやすく描かれた一冊!!
5.教養主義の没落
あらすじ:
かつて日本人の理想だった「教養主義」は、なぜ衰退したのか? 本書は戦後日本の教育・社会構造の変化をたどり、教養の意味がどう変わってきたかを描きます。
魅力ポイント:
社会学者・竹内洋による鋭い時代分析。現代の「実用主義」への疑問を投げかけ、知ること・学ぶことの本質を問い直す名著。教養とは何かを考えたい人に。

教養とは大多数の賛同を得た知識のことだと思うわ!大多数の賛同を得なくても生きていける社会になった時に教養は必要かしら?すべての人を魅了した教養の没落に迫る一冊ね!
6.筋肉はすごい
あらすじ:
「筋肉」は単なる力の源ではなく、健康や老化、免疫にも関係する“すごい臓器”。本書は筋肉の科学的メカニズムを、運動生理学の視点からわかりやすく紹介します。
魅力ポイント:
医学博士でもある青井渉。読めば体を鍛えたくなる! 科学と実践が融合した“読む筋トレ”の決定版。日常生活を変える知識が満載です。

この本のすごいのはがんも筋肉を付けるとなりにくくなるっていっていてそんなことあるかい!?と突っ込みたくなる気持ちと文章の納得度合いが半端じゃない筋トレをはじめたくなる一冊。
7.神道とは何か 増補版
あらすじ:
日本人の心の奥に根づく「神道」とは何か? 本書は神社や祭りの成り立ちから国家神道まで、宗教としての神道の変遷をたどります。現代日本との関わりも詳しく解説。
魅力ポイント:
宗教学者がやさしく解く“日本人の信仰心”。日常の中に潜む神道文化を見直すことで、自分のルーツを再発見できます。教養として一度は読みたい一冊。

日本人といえば神道よね。でもこんなにも日本人の生活に親しみのある神道を知らないだなんてもったいないって気持ちにさせられるわ!
8.三位一体―父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎
あらすじ
キリスト教の核心でありながら、信者でさえ理解が難しい「三位一体」という教義。父なる神、子なるイエス、聖霊――この三者が「一つの神」であるとはどういうことなのか。本書は、その歴史的成立過程をたどりながら、神学者たちの葛藤と議論をわかりやすく整理。聖書の記述や初期教会の思想をもとに、信仰と理性がせめぎ合うキリスト教の奥深い世界を解き明かしていきます。
魅力ポイント
哲学・宗教・歴史が交差する「三位一体」の謎を、専門知識がなくても理解できるよう丁寧に解説。神学論争という難題を、時代背景とともに追うことで、思想史の壮大なドラマとして読める一冊です。宗教を超えて「人間はいかに神を理解しようとしたのか」という普遍的テーマに迫り、信仰の論理を知的に味わえる名著です。

仏教では三法とかって「3」をテーマにした教えがあるけど、キリスト教では「三位一体」。神とは?キリスト教とは?宗教とは?壮大なテーマで描かれる一冊にこの世界の理解も深まる!!
9.名水と日本人 起源から百名水まで、文化と科学でひもとく
あらすじ:
「名水百選」に選ばれる水には、どんな歴史と科学があるのか。地質学・文化史・信仰の観点から、日本人と“水”の深い関係を探ります。
魅力ポイント:
水を文化遺産として捉えるユニークな視点。読むと「水を飲む」という行為が神聖に思えてきます。旅好き・自然好きにもおすすめの一冊。

「水」ってとっても大事なのよね。全く普段の生活からは考えてないんだけどこの一冊を読めば水のありがたさ、命のありがたさを感じられるわ!
10.教養としての建築入門
あらすじ:
建築とは、単に建物をつくる技術ではなく、社会や時代の思想を映す“文化の鏡”である――。本書は古代ギリシャの神殿から現代の都市建築までをつなぎ、建築の美しさと背景にある思想をやさしく解説します。政治・宗教・デザインなど、多角的な視点から「人間が空間をどう形づくってきたか」を読み解く入門書です。
魅力ポイント:
著者は「松ノ木のあるギャラリー」などの建築を設計してきた坂牛卓。アカデミックでありながら、建築を“芸術と社会の交差点”として語る語り口が秀逸です。読むほどに「街を見る目」が変わり、何気ない建物に込められた物語が見えてくる。建築初心者にも、美術・歴史好きにも心からおすすめできる教養の一冊です。

建築には文明の教養が詰まっている。したがって、建築さえ見ていればその時代の人々の暮らしや何をどうやって信仰して、生活しているのかが分かる。この一冊を読めば建物を見る目が変わります!!!
11.肉食の思想
あらすじ:
私たちはなぜ肉を食べるのか? 本書は宗教・哲学・文化史の視点から“肉食”の意味を問います。ベジタリアン思想や現代社会の食倫理にも切り込みます。
魅力ポイント:
「食」を通して人間の根源を考える一冊。日常の食卓が哲学的な問いに変わる。知的でスパイスの効いた教養エッセイ。

肉を食べるようになったのはなんでなんだろうね。菜食主義でもよかったんだけど、食べることに人間の生き方が表れるってこの本を読んだらよくわかるわ!!
12.物語 イギリスの歴史
あらすじ:
ローマ支配からブレグジットまで――イギリスという国の変遷を物語として一気に読む! 王朝・宗教改革・産業革命など、ヨーロッパ史の流れも俯瞰できます。
魅力ポイント:
文芸評論家による“読む歴史絵巻”。教科書では味わえない生き生きとした語りが魅力。世界史を物語として楽しみたい人に最適。

イギリスという国の大きな物語が分かる。あいつらはもともとは海賊だぞ!というおっちゃんにも一回イギリスの歴史を通しで読んで欲しい。イギリス史を知りたい方にはぜひおすすめの一冊!
13.佐藤栄作
あらすじ:
戦後日本の安定を築いた首相・佐藤栄作。その政治哲学と日米関係、沖縄返還交渉の舞台裏を克明に追います。
魅力ポイント:
実証的な日本政治史研究で知られる学者が描く“知られざる宰相”。理想と現実のはざまで奮闘した佐藤の姿に、現代政治にも通じる示唆があります。

「核兵器を作らず、持たず、持ち込まず」「沖縄の返還なくして戦後は終わらない」でお馴染みの佐藤栄作さんね!1960年代の熱い政策に対する思いにこっちも熱くなるわ!日本の復興を形作った首相の舞台裏はこちらの一冊!!
14.田中角栄
あらすじ:
「日本列島改造論」で時代を動かした田中角栄。華やかな成功と政治スキャンダル、その二面性を冷静に描く評伝です。
魅力ポイント:
感情的賛否を超えて、実像を客観的に描く傑作。昭和政治を学ぶ上で欠かせない一冊で、権力と人間のドラマが深く迫ります。

今更、田中角栄なんて学んでも意味がない!?いやいや、人間が権力に接するときにはあなたも同じ行動をする。当時の暑苦しさを情熱を感じられる一冊となっております!!
15.物語 数学の歴史
あらすじ:
古代ギリシャから現代数学まで、数の不思議と人類の探究心をたどる“数学の物語”。数式よりも人間ドラマを中心に展開します。
魅力ポイント:
数学を「人の営み」として語る名著。理系でなくても楽しめる優しい筆致で、知のロマンを味わえます。数学嫌いにこそ読んでほしい一冊。

数学は嫌!なんか嫌!って方はとりあえずに手に取ってみて!人間の生活から数学って必要なんだなって、数学によって私たちは導かれてるんだなって思える一冊!!
16.醤油・味噌・酢はすごい
あらすじ:
日本の食卓に欠かせない「醤油・味噌・酢」。本書はその発酵の科学から文化的背景までを徹底的に解説します。身近な調味料の中に潜む微生物の力や、地域ごとの味の違いがどのように生まれたかを楽しく学べます。
魅力ポイント:
食文化研究の第一人者が、発酵食品のすごさを科学的かつ人情味あふれる筆致で語る。読後には、味噌汁一杯がぐっと奥深く感じられる一冊。食の「日本的知恵」を知る格好の入門書です。

羽田空港に降り立った時、醬油の匂いがする…。発行する微生物のすごさ、味噌、酢の奥深さ。歴史的な背景とは?!調味料のすごさに感動する一冊です!!
17.北海道を味わう
あらすじ:
広大な大地・北海道の食文化を通して、「土地と人のつながり」を描く紀行エッセイ。海産物、乳製品、野菜など、地域の恵みと人々の工夫が織りなす“食の物語”が心に響きます。
魅力ポイント:
旅気分で読めるのに、郷土文化への理解が深まる。味覚だけでなく、風土・歴史・人情を味わえる内容です。北海道の「おいしさの原点」を再発見できる心温まる一冊。

日本が世界に誇れるのは北海道の食文化ね!!紀行エッセイだから、北海道の自然がもたらす食文化を思う存分味わえる一冊ね!旅行前に読んでおこう!!
18.帝国日本のプロパガンダ
あらすじ:
戦時下の日本がいかにして「言葉」と「映像」で国民を動かしたのかを検証。文学、映画、雑誌、ポスターなどを通して、国家のメッセージ形成とその影響を読み解きます。
魅力ポイント:
研究分野は、アジア史、東アジア地域研究、表象・メディア研究の著者が、文化人たちが果たした“プロパガンダの役割”を冷静に分析。戦争を「表現の視点」から見つめ直す、刺激的で重要な一冊です。

プロパガンダはプロパガンダですって名刺を持って来てくれるわけじゃないわ!自然ととっても楽しく、刺激的に迫ってくるの!どうやって国民を誘導していったのかとっても読んだら面白いわよ!!
19.日本鉄道史 幕末・明治篇(著:老川慶喜)
あらすじ:
日本初の鉄道開通から、近代国家の礎を築くまで。幕末から明治にかけての鉄道の誕生と発展を、政治・経済・技術の三側面から描きます。
魅力ポイント:
鉄道史研究の第一人者が、明治の息吹を鉄路の上に再現。文明開化の象徴だった鉄道のロマンと苦闘を感じることができる、歴史ファン垂涎の決定版です。

待って!?日本鉄道史、幕末?幕末にあるはずのない鉄道。どうやって日本の鉄道が発展してきたのか本当のはじまりのはじまりを知りたい方ぜひおすすめの一冊!!
20.日本鉄道史 大正・昭和戦前篇(著:老川慶喜)
あらすじ:
大正デモクラシー期から戦時体制下まで、鉄道が果たした社会的・軍事的役割を詳述。都市化・産業化・戦争の狭間で揺れる鉄道の姿を描き出します。
魅力ポイント:
鉄道を単なる交通手段ではなく“国家の動脈”として捉える。近代日本のダイナミズムが鮮やかに甦る、緻密で迫力ある歴史書です。

対象~昭和初期といえば軍部が鉄道も設計していたと予想される時代よね。どうやって日本の鉄道は変遷してきたのかここではよく描かれているわね!!
21.日本鉄道史 昭和戦後・平成篇
あらすじ:
敗戦から高度経済成長、そして民営化へ。鉄道が日本再生の象徴としてどのように変化していったのかを時代背景とともに解説します。
魅力ポイント:
新幹線の誕生からJRへの転換までを一気にたどる。鉄道と共に歩んだ日本の近代史を総括する、読みごたえたっぷりの集大成本。

戦後から平成までどのようにして発展していったのかが分かる鉄道の黄金時代の裏側に迫った一冊!!
22.日本近代文学入門
あらすじ:
夏目漱石から太宰治まで、日本近代文学の流れとその魅力をわかりやすく紹介。文学作品が生まれた社会背景や思想にも踏み込みます。
魅力ポイント:
名作を“時代の鏡”として読む視点が秀逸。文学を通じて日本人の心と変遷を理解できる、学生にもおすすめの教養書です。

文豪はみんな「うつ」だって話もあるほど芸術的な文学に特化した時代ね!動画もTVもなかった文章が一級のエンタメだった時代の見方を解説しているわ。こういったら問題あるけど、近代文学が生まれた環境は、すっごく魅力的な社会背景なのね!
23.イノベーションの科学
あらすじ:
イノベーションは偶然ではなく、科学的に説明できる現象だ。本書は企業経営や社会発展を支える創造のメカニズムを、理論と実例で紐解きます。
魅力ポイント:
イノベーションを専門の研究対象にしている著者が語る「創造の法則」。読み進めるうちに、自分の仕事や人生に応用できるヒントが次々に湧く。発想力を鍛える必読の1冊。

イノベーション研究の第一人者が企業経営や社会発展を語る物語。イノベーションって結局何なの?とイノベーションが分からない人はこの一冊を読んで知ってしまおう!
24.デジタル化する新興国: 先進国を超えるか、監視社会の到来か
あらすじ:
アジア・アフリカ・中南米の新興国が、デジタル化によって社会をどう変えているかを探る。途上国がテクノロジーを“飛び越え”て進化する現実を紹介します。
魅力ポイント:
グローバル経済の最新動向を現場目線で解説。日本の未来を考える上でも示唆に富む。世界の今を理解したい読者に最適な一冊です。

新興国はデジタル化のリスクを冒して発展しようとしているわ。日本はデジタル化のリスクを取らないで衰退しようとしているの。デジタル化がもたらす国への恩恵とリスクを分かりやすく知るにうってつけの一冊ね!!
25.ヴィクトリア朝の性と結婚
あらすじ:
19世紀イギリス、道徳と欲望がせめぎ合う時代。文学や風俗史を通して、性・結婚・家庭観の変遷を緻密に描き出します。
魅力ポイント:
“純潔の時代”の裏側を史料で鮮やかに再現。女性学・文化史の観点からも読みごたえ抜群。社会規範の成り立ちを知る貴重な視点を与えてくれます。

ヴィクトリア朝の性と結婚って恋愛が存在するのか、風俗史を分かりやすく描いた一冊。「お上品主義」と呼ばれる社会で女性はどのような人間に育っていくのか、ジェンダーの観点としても面白いおすすめ本!!
26.時間と自己 ― 哲学的人間学の試み
あらすじ:
「私とは何か」「時間とは何か」。西洋的独我論を一気に超えた著者が、時間と自己の関係をめぐって徹底的に思索を展開する。難解でありながら、どこか身近な哲学の旅。
魅力ポイント:
「生」と「死」の概念が読むほどに時間という狂気であり、“自分とは誰か”を考えさせられる。哲学書でありながら、人生の核心に迫るスリリングな読書体験を味わえる名著です。

自分ってなに?本当の自分って?時間って存在しないって本当なの?人間が作り出したものって人から聞いたけど、どうなんだろう?時間と命を超えた解釈はスリリングだわ!
27.中世都市鎌倉を歩く
あらすじ:
源頼朝が築いた武家政権の都「鎌倉」。本書は中世都市としての鎌倉を、地形・建築・信仰の観点から丁寧に読み解きます。町並みの成り立ちや人々の暮らしを、現地を歩くような感覚で紹介。
魅力ポイント:
建築史家による“歩いてわかる歴史”のガイド。古都鎌倉の姿が、観光ガイドではわからないリアルさで浮かび上がります。文化と地理が融合する知的散策の決定版。

源頼朝に始まる鎌倉幕府が滅亡すると鎌倉は廃れていったのかと思いきや!15世紀まで怒涛の繁栄を続ける!街並みや暮らしを知りたい方にとっては貴重な一冊となるでしょう!
28.戦後民主主義 ― その思想と運命
あらすじ:
戦後日本の精神を支えてきた「民主主義」は、どこへ向かうのか。本書は敗戦から現代まで、民主主義思想の変遷とその行方をたどります。教育・メディア・市民運動など幅広い領域を考察。
魅力ポイント:
専門は日本近現代史、現代文化学、メディア文化史の作者が、戦後日本の「理想と現実」を鋭く問う。現代社会を理解するうえで避けて通れない一冊。思想史の入門としても最良です。

第二次世界大戦かの悲惨さから民主主義思想を広めようという活動がどのように行われていたのか?社会運動から政治家、知識人、映画などに着目しているからタイトルよりも読みやすい名著よ!!
29.人はなぜ結婚するのか
あらすじ:
結婚はなぜ今も続くのか? 本書は哲学・生物学・社会学を横断し、「結婚」という制度と感情の本質を問い直します。恋愛と家族のあいだにある、深い人間の欲求を掘り下げます。
魅力ポイント:
結婚を“常識”ではなく“思索”として捉える挑戦的な一冊。愛・契約・社会制度をつなぐ洞察が新鮮で、未婚・既婚を問わず読後に考えが変わる哲学的名著です。

なんで結婚するんですかね~。子孫を残したいから?いやいや、本書は共同性、性愛関係、親子関係の3点で結婚制度の歴史的変遷を根源から整理してくれるから、現代なんで結婚するのか解剖される一冊!!
30.雑草散策 ― 身近な植物のしたたかな生き方
あらすじ:
道ばたに生える雑草には、生き抜くための驚くべき知恵があります。本書は植物生態学の視点から、雑草たちのたくましさと戦略をやさしく紹介します。
魅力ポイント:
“雑草魂”の本当の意味がわかる科学エッセイ。見慣れた風景がまるで違って見えるようになります。自然観察の入門にも、人生のヒント集としても秀逸。

雑草には雑草の生きる戦略があるのよ。人間にも適応できないかしら?そう思えるほど雑草魂が良く描かれた一冊!街を歩くときに草を見る目が変わるわ!!
31.日ソ戦争 ― 破られた中立条約
あらすじ:
終戦直前、ソ連が中立条約を破って日本に侵攻した「日ソ戦」。本書は当時の外交文書や証言をもとに、その政治的背景と真相を追います。
魅力ポイント:
歴史学者・麻田雅文が史実を冷徹に検証。戦後日本の出発点を新たな視角から照らす、スリリングな歴史ドキュメント。歴史を再考する強烈な一冊です。

日ソ戦争とは、1945年8月8日から9月上旬まで行われた戦争ね。玉音放送の後に戦闘が始まった地域もあることも興味深いわよね!一歩間違えば大変な歴史を創り出してしまったかもしれないわね!!
32.エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主
あらすじ:
英国史上最長在位を誇ったエリザベス2世。その治世を通じて、君主制がどのように国民と共存してきたかを描く。現代政治と王室文化を結ぶ名分析です。
魅力ポイント:
王室研究の第一人者・君塚直隆が、女王の人物像と時代背景を立体的に再構成。イギリス史だけでなく、リーダーシップ論としても学び多い傑作。

1952年に25歳で英国の王位に即いたみんな大好きエリザベス女王。史上最長権力を握りしめていたその手腕はお飾りではなかった。最強イギリス君主の実態に迫る一冊!!
33.日本アニメ史 ― 映像文化のメディアミックス
あらすじ:
手塚治虫から現代アニメまで、日本のアニメがどのように発展してきたかを体系的にたどる。映画・テレビ・ゲームなどとのメディア連携にも焦点を当てます。
魅力ポイント:
アニメを“文化現象”として捉える決定版。ファン必読の一冊でありながら、学術的にも精緻。日本の創造力の系譜が鮮やかに浮かび上がります。

漫画は「のらくろ」から、アニメは「鉄腕アトム」から日本のアニメを創り出してきた歴史をたどっていくわ!

「名探偵コナン」シリーズが出来たのも「ドラえもん」シリーズの成功があったからで、ジブリの成功は「宇宙戦艦ヤマト」の興行が10億円を超えてアニメに出資してくれるようになったからだよね。すべてつながっていると学術的に描かれています!
34.近代日本の官僚 ― 政治と行政のはざまで
あらすじ:
日本の官僚制度はどのように生まれ、変化してきたのか。本書は明治から現代までの行政史を通して、政治と官僚の関係を明らかにします。
魅力ポイント:
公務員制度や行政改革の背景を知ることで、現代政治の本質が見えてくる。制度論と人物史が交錯する、知的刺激に満ちた名著です。

官僚の誕生から学歴エリートたちが次官に上り詰める時代まで、官僚の人材・役割・実態を明らかにしてくれるわ!謎に包まれた「官僚」について知ることで歴史が見えてくる!!
35.イタリア食紀行 南北1200キロの農山漁村と郷土料理
あらすじ:
イタリア各地の食と人を求めて、南北1200キロを旅したルポルタージュ。土地ごとに異なる食文化と、その背景にある自然・歴史・人情を描きます。
魅力ポイント:
「食」を通して“生きる文化”を感じられる。読めば旅に出たくなるような臨場感。郷土の味が生まれる理由に迫る、知的食紀行の傑作です。

イタリアにしても農業で抱えている問題は日本の食や農業とそこまで変わらない。イタリアの食を通して地方創生する姿は日本は指をくわえているしかないのか?政治家の方々に食を通じた地方創生を読んだ後におすすめしたくなる一冊!!
36.すごい進化 「一見すると不合理」の謎を解く
あらすじ:
生物はなぜここまで多様に進化したのか? 本書はダーウィン理論の真髄を、最新の科学的知見を交えながらユーモラスに解説します。
魅力ポイント:
人気科学者・鈴木紀之が語る“進化の面白さ”。難しいテーマを軽やかに読み解く語り口が秀逸。生命の不思議を実感できるサイエンス読本です。

進化はん人間の石とは関係なくすべからく「合理的」であるとおもうの。ちょっとはたから見ると合理的に思えない行動も進化の過程には必要だって思ったら、ちょっと気が楽になっちゃったりして!!そんな気楽な感じで読んでも大丈夫な一冊!!
37.天使とは何か: キューピッド、キリスト、悪魔
あらすじ:
三大一神教に共通する存在「天使」。本書は旧約・新約・コーランを横断し、その象徴的意味と思想的役割を詳しく解説します。
魅力ポイント:
西洋美術史学者・岡田 温司が、宗教の枠を超えて“天使の文化史”を描く。西洋文化や絵画を理解する上でも必読の知的ガイドブックです。

キリスト教美術からひも解く「天使」と「悪魔」何が天使で何が悪魔か分からないわ!「天使」ってなんなのか分からなかったら本著を読んでみて!すっごく解剖されているわ!!
まとめ
信頼と知りたいことを深く知れる新書レーベルが中公新書です。
中公新書は、読者が「確かな知識」を求めるときに真っ先に手に取るシリーズです。専門家による研究成果を、一般読者にも理解できる平易な言葉で伝える――この「学問の翻訳力」こそ中公新書の真価といえます。扱うテーマは政治・経済・思想・宗教・科学など幅広く、どの一冊にも“誠実さ”が貫かれています。
他の新書シリーズが「読みやすさ」や「話題性」を重視するのに対し、中公新書は「内容の確かさ」と「知の厚み」で勝負。時代が移り変わっても、何度でも読み返したくなる普遍的な価値を持っています。
流行に流されない“信頼できる新書の灯台”として、これからも多くの読者の知的探求を支え続ける存在です。



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