「図書館司書になりたいけど、ネットで『やめとけ』『将来なくなる』って言われてるのが気になる…」
そんな疑問を持っていませんか?
この記事では、実際に図書館司書資格を保有している筆者が、図書館司書のリアルな現状と、本当に「やめとけ」と言えるのか、正直に解説します。

やめとけって声は大きいよね。

高い金銭を稼げる資格じゃないからね。
図書館司書は「やめとけ」と言われる理由
圧倒的に多い非正規雇用、安い賃金、正規雇用倍率の異常さ、司書資格が重宝されない権威の低さ等様々な理由によってやめとけと言われています。
1. 圧倒的に非正規が多い
図書館司書の雇用形態は、非正規が多数派です。
- 公共図書館…8割以上が非正規
- 大学図書館…約6割が非正規(日本図書館協会データ)
▶ 正規職員になるのは超狭き門。
「司書資格をとっても、正社員にはなれない」「安定した収入を得にくい」といった声が多いのが現実です。

資格を取っても食べていけないんじゃ無意味。そんな声がすごく多いよね。
2. 給料がとにかく安い
▶ 時給は最低賃金に近い地域も。
- 時給:950円〜1,200円(地域による)
- 月給:フルタイムでも16〜20万円程度
- ボーナスなし、交通費も一部のみという例も多数
家族を養うほどの収入を得るのは厳しいと言わざるを得ません。

戦後の図書館普及の背景には人件費より図書費を多くして貸出最優先の経営方針がありました。だからこそここまで図書館は普及してきましたが、今では図書館で働く人の人件費の安さはやりがい搾取だと注目されています。
3. 正規採用の倍率が異常
- 公務員試験を突破しても、図書館配属は運次第
- 教員より倍率が高いことも
▶ 「司書一本で生きる」のは、現実的にかなりハードです。
学校は図書館の約10倍ほどの数があり一校何十人という先生がいますが、公共図書館は全国で約3200館ですから、どれだけ正規で雇われるのが大変か分かります。
【比較表】全国の小中学校数と公立図書館数(2023年度)
| 項目 | 数量 |
|---|---|
| 小学校(公立+私立) | 約19,000校 |
| 中学校(公立+私立) | 約10,000校 |
| 合計(小中学校) | 約29,000校 |
| 公立図書館 | 約3,200館 |

公立図書館の数って全国で3200館しかないのね。
4. 専門性が評価されない現場も
「選書は司書じゃなくて先生がする」
「棚の整理と貸出業務だけ」
▶ 司書の専門性が活かせない現場も多数。
ただの「本の貸し借り係」として扱われるケースも残念ながら存在します。
じゃあ…図書館司書は本当に”やめたほうがいい”のか?
結論から言えば、 「目的次第」です!
どんな人が向いているのかどんな人が向いていないのかをまとめてみました。
✅ こんな人は向いています
- 本に囲まれて働きたい
- 知的好奇心が強い
- 安定よりも、やりがい重視
- 実家暮らしや副業OKな働き方ができる
- 地域の子どもや高齢者に役立ちたい

実家暮らしは金銭的に強いわね!
❌ 向いていない人
- 安定した正社員の仕事を探している
- 高収入を目指している
- 昇進やキャリアアップを重視
- 専門性が正当に評価されたい

順当にキャリアアップして高収入を得たいとか安定した働き方がしたいという人は向いていないと思います。
「図書館司書がなくなる」の真相
「図書館司書は将来なくなる」という噂がありますが、完全になくなるわけではありません。
ただし、次のような流れは事実です。
- 業務委託・民間委託の増加
- 無資格でもできる業務の拡大
- 自治体の財政難で、司書配置の優先度が下がっている
▶ 正規雇用の司書が減る可能性は高いですが、
▶ 図書館そのものが消えるわけではない。
AIやデジタルの進化で役割が変わるだけです。

図書館そのものがなくなるわけじゃないけどAIに置き換えられる部分も確かにあるかも。

デジタルを使えないデジタルデバイトもいらっしゃるから完全になくなるってことはないと思うよ。
図書館司書として働く「リアルな声」
実際に司書として働いている人の声を聴いてみました。
● 良かったこと
- 新刊が誰よりも早く読める
- 知識がどんどん増える
- 子どもや利用者の笑顔に癒される
- 地域の文化拠点としてのやりがいが大きい

接客業としてのやりがいや本に関する仕事をしているっていうやりがいは特にあるよね!
● 辛かったこと
- 時給が低すぎて副業必須
- 契約更新のたびに不安
- 体力仕事(本の移動や棚卸し)が意外ときつい
- 自分の仕事が評価されにくい

薄給で非正規のため安定しない。紙は重いので思った以上に体力仕事。その上で評価されないっていう声もちらほら…。結構つらそうな意見も多いですね。
【まとめ】図書館司書は「やめとけ」?→答えはこちら
図書館司書は、以下のようにまとめられます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| やりがい | ◎ 本が好きなら天国 |
| 安定性 | × 正規は少ない |
| 収入 | △ 非正規なら副業必須 |
| キャリア | △ 限定的だが工夫次第 |
| 社会的評価 | △ 徐々に向上中 |
図書館司書は特にやりがいが大きい仕事ではあるものの安い賃金、安定しない雇用制度のため、資格を取っても意味がないととらえる人も多いようです。
「やめとけ」の声もうなずける結果となりました。
しかしながら、図書館司書の仕事をしっかりと理解しているのであれば、図書館にいて貸し出しの担当でピッとするだけの人。ということはいえないでしょう。数ある蔵書を管理して、利用者に必要な情報を届けることの使命は地域の知識、好奇心の向上に寄与できる。ひいては個人の人生さえ変えてしまうような一冊との出会いの場の創出にもつながることを思えば、これほどやりがいのある仕事もないはずです。
魅力的な図書館司書ですが、「やめとけ」の声もまとめてみました。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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